#3 この雨に打たれた弓と心で【2j3j】

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『えー…これ鍵盤でしょ？だから…6392じゃねーの？あ、開いた。子供部屋の鍵…１階じゃないよね。』


≪さぁ？


〜〜〜〜〜〜


『…卓郎と会って3階は違うみたいだし2階攻めてくか。さっきもね、鍵の部屋が左側にあったしこれは左に…あった…。』


『えーっと誰？…有象無象のどなたでしょうか。…美香か。一緒に回る？うわ…勇気ねぇなあ、自分もか。はは。』


≪大丈夫か


『大丈夫〜、卓郎のこと好きなのか？…先輩からアドバイスだ。そうやって誰かに依存してると失ったとき絶望するだけだぞ。』


〜〜〜〜〜〜


『やっと見つけた…５分くらい探してたんじゃね？ドアノブがない？お前探しの時に取ったからあるぞ。』


≪お疲れ様


『そるーむありがとう…もたついちゃってごめんね。』


≪そるさんの長時間配信久しぶりだし退屈してないから平気だよ


『自分にはもったいないリスナーだよそるーむは。』


『ライターで、あ、一部屋だたんだ。お、本棚動いた。このくらいの大きさの本棚買うとほんとに変わるよ。空間がすっきりする。』


『…檻…？みんな扉開けたらしめような。こんな感じで。鍵…地下室まであるんかよ。』


≪まさかの教えようとして回避するとは


『うわついてくんじゃねぇ。ドアップしても多分得するのは配信者とかコラ画像作ったりとかイラスト描く人だけだぞ。』


≪草


〜〜〜〜〜〜


『え何美香の声覚えてんだえーっと…あ、お取込みのところすいませんでしったって言ってんだろうが青鬼！！あー何！？後ろ姿見られたくなかったのか？どう森のキャラみたいに！しつこいなぁもっと自分の足の遅さでも追いつける奴に行った方がいいよたけしとか！！』


≪友達売ってて草


〜〜〜〜〜〜


『あ、美香？…死んだ人は天使になんないと来れないし天界の人に何かしてくれないとこんな早くに現世に来るわけないからお前、誰だよ。』


≪ボイスキタコレ
≪何で知ってるんだ


『あ〜…やっぱり、青鬼か。』


〜〜〜〜〜〜


『…なんで別館まであんだよ広すぎだろが…ふぁっきゅ。そしてこの人形は何だよ陰キャと陽キャ？』


≪止めてくれそれは俺に効く


『あ、そるーむごめん。』


〜〜〜〜〜〜


『あ、たけし。行こうって言ったんだ。…ちょ、たけし！！…なんで、一人の方が危ないのになろうとすんの…？』


≪全力疾走


『…生きてろよ。辛くても最後まで生きてれば自分らの勝ちなんだから。』

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