愛されてるって、しってた？【ハイキュー】 (ページ8)

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『あああー!!!!着いたー!!』

「「うおおおお!!東京ううう!!」」

春に1度駅伝で来たからそんな久しぶりでもないんだけど。

まさかこんな形で来ることになるとは

「お前ら!静かにしろ!」

「「サーッセンシタッ」」

いつも以上に燃えてる2年達を横目に、人数確認をする大地。

するとすぐに隣から別のバスがやってきた。

中からぞろぞろと降りてくる他校の部員達

『あれ、なんて読むの?』
「ああ、あれ?ねこまだよ。」
『へー』

隣にいた菅原が優しく教えてくれた。

ありがとうママ。

「よお」

「ああ、久しぶりだな。」

ねこまの主将さんらしき人と大地があいさつを交わす。

その横でなぜか泣きながら語り合うモヒカンと2年。

なんかちらちら見られてる気がするんだけど

気のせいだよね。

「わっ!!」
『え!?』

いきなり後ろから肩を叩かれ、思わず後ずさってしまう。

振り返るとそこには…

巨人がいました。

「俺灰羽リエーフ!!!!音駒のMB!!!!よろしく!!!!」

『あ、鳥野マネージャーの坂口Aです。よろしく？』

「Aちっちゃくて可愛い!!!!うさぎみたい!!!!」

そういって腰を捕まれたかいたかい状態の私。

『リエーフはおっきくてゴリラみたいだね!!!!』

なんかムカついたからそのまま軽くチョップしてやった。

「いでっ」

当たり所が悪かったらしく、私を下ろして頭をさする。

ふは、やったね。

「リエーフうううぅぅぅうううう!!!」

「あ、やべっ」

そんなやりとりをしていると、遠くから茶髪の人が私達の方目がけて全速力で走ってきた。

リエーフとは違って身長は日向くらい。

「じゃあねA!!また後で!!!」

すかさず走り去って行ったリエーフに、
ご愁傷様とだけ言っておいた。

「(もうちょっと一緒に居たかったのに、夜久さんのばか。ちび。)」

夜久「(なんかすげえイライラする)」