転生者は社会人!!５ (ページ10)

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第2の武器。ページ10

筆記試験まであと一週間。

ヒーロー基礎学────────────

消「今日は"個性"以外での第2の武器についてだ。」

緑「第2の武器‥‥？」

青「どういうことかな？☆ミ」

消「ヒーローには"個性"が重要なのは当たり前だ。
しかし俺みたいに"個性"を消す、もしく"個性"を封印するなどの敵に当たるかもしれない。
他にも潜入捜査や一般人に紛れたヒーロー活動もある。
そこで"個性"に頼ることなく、いざって時の為の第2の武器だ。」

蛙「なるほど。確かに必要な事ね。」

第2の武器‥‥か。
確かに、この世界のヒーローは"個性"に左右されすぎてる。

葉「先生！私は"個性"ダダ漏れだけどどうすればいいんですか？」

消「だからこそ第2の武器を考える時間だ。
俺の場合、この捕縛武器が第2の武器だ。」

轟「俺も‥‥"個性"に頼りすぎて所はある。」

消「第2の武器は今すぐ使えなくていい。
これから少しずつ築いていくものだから、いくつか候補をあげていけ。
自分で考えるだけでなく周りの意見も取り入れてもいいぞ。」

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百「‥‥‥‥；」

私『悩んでるねー(笑)』

百「なかなか難しいですわ；」

私『えー百なら第2の武器あるじゃん。』

百「本当ですか！？一体なんですの！？☆*。」

私『身体。あと知識。』

峰・上「「それな!!!!」」

百「からだー！？(//□//；)」

私『その美貌、ワガママボディ、豊富な知識‥‥
ハニートラップや敵を誘惑するのに最適じゃん！』

峰「俺、ヤオモモのハニートラップなら1発でやられる自信あるwww」

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緑「僕は分析！」

私『だねー(笑)』

飯「俺は‥‥なんだろうか；」

私『飯田くんは常識人の塊だからねー。』

轟「月影の第2の武器は？」

私『私は‥‥"会話"♡』

飯「"嘘"ではないのか？」

私『"嘘"を含めて"会話"なんだよ。‥‥一番最初のヒーロー基礎学、轟くんならわかるでしょ？』

轟「あぁ‥‥まさに"会話"で誘導された。」

私『"会話"には色々な情報があるよ。相手の趣味嗜好や性格に対人関係もね。
私は"会話"で情報と誘導を同時に行う。』

緑「確かに立派な武器になるね！」

社会人として培われた"会話"を
私にとって第2の武器────────────。

私『勝己もハニートラップしなよwww』

爆「ふざけんなよ─────!!###」