Sorry,I...(2)

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side:You






真司郎から告白されて数週間たって
またいつも通りの毎日が始まって









「実彩子、千晃！ご飯食べよ」









空腹で意識が飛びそうだった４時間目を乗り切って
やっとお昼ご飯の時間になった









千「ごめん！今から委員会があって...」



実「私も...めんどくさい」









実彩子と日高くんは体育行事委員で
千晃は生徒会役員








１月にスポーツ大会があるから
この時期になると委員会はとても忙しい









「そっか！頑張ってね」



光「せっかくだし、真司郎と食えば？」



実「真司郎〜！！」









実彩子は教室のど真ん中で真司郎の名前を叫んだ
でも教室に真司郎の姿は無くて









光「あいついねーな」



実「さっきまでいたのにね？」



「私探してくるね！委員会頑張れ！」



千「ありがと！行ってきます！」









.









３人と別れて廊下に出て真司郎を探す









.









すると遠くに真司郎の後ろ姿を見つけて
その背中は屋上へ向かって行った









「(...屋上？変なの)」









私もその後ろを追いかけて
屋上のドアの窓から覗いてみれば







.







真司郎と高３の知らない女の先輩が
２人きりで何か話してる









.









「(告白...かな？)」









何だか覗き見るのは悪い気がして
ドアから離れて壁に寄りかかっていた









.









しばらく経ってドアが開いて女の先輩が出てきた







.








私を見るなり恐ろしく睨まれて









『...あんたみたいな女が與くんと付き合ってんのか理解できない』








わざと肩をぶつけるようにして女の先輩は去っていった









.









「(何だかなぁ...)」









真司郎と会うの少しだけ気まづくなってしまった






.

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