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side:Takahiro
じっと見つめてみれば
澄んだ綺麗な瞳、白い肌に赤く染まった唇
.
Aってこんなに可愛くて
いやらしかったっけ
.
気がつけば
Aの後頭部に手を回して
その滲み出る色気に吸い寄せられるように
.
理性なんてとっくに吹っ飛んで
.
どんっと強く押されて
瞬く間にAは走り去ってしまった
.
俺、いまキスしようとした？
大切な...
.
小さい頃からずっと一緒で
大切な友達で
大切な親友で
大切な女の子
俺だけのA
.
俺の考えを見透かすように体を引き寄せられて
すぐ目の前には先輩の顔
川「...今日は隆弘くんのお家行きたいな」
甘ったるい声
隆「...いいっすよ」
.
どうして良いって言ったのか自分でも分からない
ただ腹が立って仕方なくて
俺はいつだって、一番大切なものに気がつけない
.
俺の部屋に入ればすぐに先輩は俺を求めてキスをした
甘い声を出す先輩に興奮すらしなくて
俺の下で少し乱れているのを見たら
Aの顔が浮かんだ
.
先輩にまたキスされて思い出したのは
ファーストキスの思い出
.
中３のとき
子供心から驚かせようとして
内緒で窓からAの部屋に忍び込んだ
でもAはベットの上で寝ていて
その姿に酷く興奮して
暑さで少し汗ばんだ肌
綺麗な鎖骨とはだけてる胸元
すらっと伸びた足
.
ごくんっと唾を飲んで
自分の下半身が熱を持っていたのを覚えている
.
そしてその唇に
俺はキスをしてしまった
甘くて苦い味を知った
.
だけどAとのキスと先輩とのキスは全然違う
川「隆弘くん...もう欲しい...」
.
うるんだ瞳で俺に言う先輩の姿に
何かが冷めていく気がした
.
隆「...ごめん、俺できない」
隆「悪いけど帰ってくれる？」
.
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キキ(プロフ) - ななさんの作品どれも好きでSorry,I...の続きが気になります！ツイッターもフォローさせていただいてます！これからも更新頑張ってください！！ (2018年7月28日 7時) (
レス) id: 3834e8eb4b (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 最近ずっとSorry I(2)が更新されないからどうしたんだろうと・・・と思ってました。でも次の移行準備だったんですね！！楽しみにしてます！！ (2018年7月28日 1時) (レス) id: 15ac7074ef (このIDを非表示/違反報告)
みかん - いいところでストーリーが終わってしまうと続きが早く読みたいです (2018年7月17日 23時) (レス) id: 45f78a918e (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 早く続きみたいです！！ (2018年7月15日 21時) (レス) id: 15ac7074ef (このIDを非表示/違反報告)
たかじろ(プロフ) - このお話めっちゃ好きでずっと読ませてもらってます!!更新頑張ってください!!! (2018年7月14日 23時) (レス) id: 20feef4c7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なな
| 作成日時：2018年4月22日 14時
