Sorry,I...(2)

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side:You








真「Aの瞳も声も肌も全部好き」



「はいはい」



真「適当な所も強がりな所も全部好き」



「うんうん」









.









真「ちゃんと聞いとる？」



「聞いてるよ！」









恥ずかしいのを隠したくて
すぐ後ろにいる真司郎の顔なんて見れなくて









真「Aの後ろ姿お嫁さんみたい」



真「結婚したら幸せやろうな」









「そんなことないって(笑)」












.









真「Aは俺と結婚するんや！」



「随分気が早いね(笑)」



真「笑うな！俺は本気や！」









笑って誤魔化してごめんね









本当は嬉しくてたまらないのに
臆病な私は受け止めきれないから








.









真「...素直やないし、変なところで頑固やし」



真「Aみたいな困ったさんは俺しか扱いきれへん」









.









真「Aはアホや」



真「...早く俺を好きになればええのに」









.









真「俺は絶対...っ...」









いきなり真司郎の体は力が抜けたように重くなって
ぐったりと目を閉じていた









結局、真司郎を支えてベットに連れて行って
途端にすぐ眠りについてしまった









.









体調悪いくせに無理なんてするから









「...アホはどっちよ」







.









眠る綺麗な顔は熱のせいで
いつもより苦しそうに歪められて









これ以上、心配させないで









.









静かになった部屋は途端に苦しくて








まるで世界に一人だけ取り残されてしまったみたいに
寂しくて辛くて泣きそうになる









.









苦しそうに眠る彼の手を包むと
少しだけ穏やかな顔になった









「...早く良くなって」














またいつもみたいに
早くその眩しい笑顔を見せて











.









真『俺は絶対...っ...』









あなたの言葉だけが
私を支えてくれてるの









.

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