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あっという間に10月も終わって
早いような遅いような11月がやってきた
長い長い6時間の授業が終わり開放感に浸りながら
真「疲れた」
「...眠い」
隣の席の真司郎と目を合わせて
真「爆睡してたな」
「夢見てた」
真「今日は朝から絶好調やね」
「睡魔がね」
真「夜更かしはあかんで」
「真司郎が昨日寝かせてくれなかったんでしょ」
昨日の夜
真司郎にまんまと騙されて
1人で怖いテレビ番組を見てしまい
その結果、一睡も出来なかった
怖いテレビって見始めると止まらないから
「...家帰ったらすぐ寝よ」
真「今日も寝かせへんようにしたるで？」
「どうゆう趣味ですか」
そんなことを言っていたら担任の先生が来て
先「帰りの連絡しまーす」
暇だからやっぱり外を見てたら
ｶｼｬｯ
「...撮ったね？」
真「撮ってない」
「そろそろお金貰おうかな」
真「何のお金やねん」
「...著作権？」
真「出ました、アホ発言(笑)」
真「俺のスマホはAの写真でいっぱいや」
真司郎がまた悪い笑みを浮かべるから
「スマホ見せろ！」
奪ってやろうと手を伸ばせば
素早くポケットに隠されてしまう
真「嫌や、絶対見せへん」
真司郎は私に絶対スマホを見せない
ロック画面でさえ見たことない
本命の彼女でもいるのかな
先「後ろの席の2人静かに」
その声に大人しくなる2人
窓の外は木も空も太陽ももうオレンジ色
春はピンク
夏はグリーン
秋はオレンジ
冬はブルー
オレンジ色に染まる秋
この季節が案外１番好きかもしれない
「...もう少しそのままでいてね」
光「起立、礼！」
全『さよなら〜』
先「もうすぐ雨降るらしいから早く帰れよ」
真「A！俺、日直やねん」
「そうか！私は早く帰りたいから！バイバイ！」
そう勢い良く言えば
本当に悲しそうな顔をするから
「...バカ、廊下で待ってるからね(笑)」
そう言うと真司郎は太陽よりも眩しく笑う
.
とは言っても、待つのは暇で
ただひたすらに校内を彷徨いていた
そこで見つけた見慣れた人物
秀「Aじゃん」
部活に行く途中の秀太くんに会った
.
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かおり(プロフ) - 続き待ってます（ ; ; ） (2018年4月15日 20時) (
レス) id: c8d934a26a (このIDを非表示/違反報告)
桃果(プロフ) - ななさん» これからも楽しみに拝見させてもらいます！ (2018年4月15日 15時) (レス) id: b13e5410d1 (このIDを非表示/違反報告)
桃果(プロフ) - ななさんが書くお話全部大好きです！更新頑張ってください！ (2018年4月14日 8時) (レス) id: b13e5410d1 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 私ななさんのこの話とっても好きだ毎日読むのが楽しみです。沢山の更新まってます！！ (2018年4月13日 23時) (レス) id: 15ac7074ef (このIDを非表示/違反報告)
yuyuhello(プロフ) - 毎回毎回楽しく読ませていただいてます！これからも頑張ってください！ (2018年4月13日 23時) (レス) id: 6196869619 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なな
| 作成日時：2018年3月18日 18時
