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side:You
真「A、行くで」
まんまと誘惑に負けて
放課後、真司郎に駅前のスタバへ連れて来てもらった
「(...完璧に飼い慣らされてる)」
お店につくと真司郎が手際よく頼んでくれて
店「お待たせいたしました」
.
真「あそこ、座ろうか」
真司郎とカウンターに座ったのと同時に
ストローを口で包んで
新作は苺づくしの甘酸っぱいフラッペ
一口飲んだだけで苺が口の中に広がって最高
.
こうゆう普段とは違う特別な
自分へのご褒美みたいな瞬間
この瞬間が好きなの
「(...幸せだなぁ)」
.
ｶｼｬｯ
謎のシャッター音に驚いて隣を見れば
真司郎がスマホを私に向けていた
「...撮ったでしょ」
真「アホみたいに幸せそうやから」
「恥ずかしいから消して」
真「嫌や、消さへん」
満足気にスマホをしまって
真司郎もストローを咥えて飲み始める
真司郎は抹茶フラペチーノ
.
ｶｼｬｯ
その横顔を写真に納めて
「仕返し」
真「ええで、キメ顔したるわ」
「その発想は予想外だった」
満更でもない顔をして
それに思わず笑ってしまって
こんなにも楽しいなんて久しぶりだ
.
「そういえば真司郎って、何で転校してきたの？」
真「おぉ、知りたい？俺のファンやもんな」
「ファンじゃないです」
真「実は頭良すぎて東京に強制的に来たんよ」
「いや、絶対嘘だから」
.
何だかんだ笑って誤魔化されて
そういえば私、真司郎のこと
あんまり知らないんじゃないかって
「ちょっと色々質問するね」
真「ほんまにファンやん」
「誕生日は？」
真「11月26日」
「好きな食べ物は？」
真「トマト」
「身長！」
真「170cm」
「体重！」
真「もうええやろ(笑)」
真司郎も楽しそうに笑っていて
私もほっとして楽しくなる
真「俺のことたくさん知れて良かったな？」
「はい、ありがとう」
真「反応が可愛くないわ(笑)」
.
ふと思うのは
どうして真司郎は私とこんなことをしてるんだろう
彼は相当モテるし、女には困ってないのに
私なんかで暇つぶしをして楽しいのかな
真司郎は恋をしてるのかな
「ねぇ、真司郎ってさ...」
.
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かおり(プロフ) - 続き待ってます（ ; ; ） (2018年4月15日 20時) (
レス) id: c8d934a26a (このIDを非表示/違反報告)
桃果(プロフ) - ななさん» これからも楽しみに拝見させてもらいます！ (2018年4月15日 15時) (レス) id: b13e5410d1 (このIDを非表示/違反報告)
桃果(プロフ) - ななさんが書くお話全部大好きです！更新頑張ってください！ (2018年4月14日 8時) (レス) id: b13e5410d1 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 私ななさんのこの話とっても好きだ毎日読むのが楽しみです。沢山の更新まってます！！ (2018年4月13日 23時) (レス) id: 15ac7074ef (このIDを非表示/違反報告)
yuyuhello(プロフ) - 毎回毎回楽しく読ませていただいてます！これからも頑張ってください！ (2018年4月13日 23時) (レス) id: 6196869619 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なな
| 作成日時：2018年3月18日 18時
