【WT】嬢より君に【男主】 (ページ7)

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7話ページ7

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葵「……もしもし、お疲れ様です。」

具合悪そうに眠るAの頭を撫でつつ一人の男に話をもちかける。

落ち着いた男。
俺らの頂点に君臨する大切な人、
この可哀想なAも俺も愛してやまない人。

葵「Aの家の地下の利用許可を頂きたいです。閉じ込めるのは客ではなく女性従業員、最近新しく1号店に研修入店させているトヨが対象です。」

つらつらと彼女の情報と現在の状況、Aの体調等報告して電話を切る。

スマホを持っていた腕の服を少しだけ引っ張られて見てみると辛そうにしているA。

葵「現場の処理は全てやったからお前は寝てな。お前が元気になる頃には全部終わってるよ。」

Aの頬を指で擦り、瞼に手を置いて目を閉じさせた。

ボソッと聞こえた声に笑みを浮かべてAの額にキスをする。

葵「…どういたしまして。」