【WT】嬢より君に【男主】 (ページ6)

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6話ページ6

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開店し、続々と客がやってくる。
女の子が部屋に入るまで忙しなくなるが入ってしまえば後は暇。

何も問題なければ。

けたたましく鳴る警告音。
何かあったようだ。

「通報して、葵は仮眠室にいるから叩き起すように。もし他の女の子に何かあったら君達で処理するように。」

皆、指示通りテキパキ行動し、

自身は問題のあった部屋に入ってく。

そこで見た光景は襲われて肌が露になってるチハと通報したであろうトヨ。
あとゴミクズ。

「お客様〜？困りますよ〜本番は禁止やから〜ぁ。」

客「ち、違う！！こいつ、この女が誘惑してきて……！」

「室内カメラ設置しとるんで嘘言うてもバレますよ〜？」

まーたこのパターンか…。

ため息零しているとトヨが話し出す。

トヨ「この人あたしがチハ先輩なら絶対本番いっぱいやってますからちょっと手出しても大丈夫ですって言ったらこうなったんですよ〜。こんなオドオドしてるのに太客10人以上いるとか絶対本番してるじゃないですか！」

衝撃の発言とドヤ顔で「ほら！この女が誘ったんだ！」と口走らせた客。

息が詰まるような感情に固まっていると後ろから目を手で隠されつつ小柄の男に声をかけられる。

葵「ここは俺に任せて。Aは裏に行ってな。」

「あ、あぉ……ぃ…」

葵「俺が全部片付けておくから大丈夫。」

息苦しさとグラグラする視界を最後に意識が飛んだ。

最後の最後で頭を撫でられたような。