34話 ページ34
.
「みんな〜！ごめんね〜！何日も休んでしもて〜…」
イチハ「Aちゃーーーん！！お久しぶり〜！！」
「イチハちゃんお久しぶりですぅ〜！！長い事留守にしてごめんなぁ〜。」
いつものA。
いつもの風景。
葵が手を引いて連れてきたのは日常に紛れた裏の人間達。
女の子達がチラッと見てAの後ろに隠れる。
「紹介しますね〜ぇ？今日から新しくここで働く黒服のジュサと、君達と共に働くジュイとジュニニとジュシュですよ〜！」
ゴヤ「やば！めっちゃ増えるじゃん！しかもジュサさんガタイ良い！」
葵「ジュイはイチハと、ジュニニはロッカと、ジュシュはナナに付いて。ジュサは俺に付くように。」
はい！と真っ直ぐ伸ばして腕を上に上げる女の子。
頭にクエスチョンマークを浮かべてると口を開いた。
ロッカ「気にしてたんだけど、あたしらの源氏名って数字から来てるのー？初出勤の時に君はこれ、君はこれ〜って言われてたけどやっぱり数字？そしたらジュサさんは女の子じゃないからおかしいのではないかねAちゃん。」
「確かに数字ではありますよ〜。そうだねぇジュサは本名で行こうかぁ。ね、さーちー。」
幸と呼ばれたガタイの良い男。
可愛らしい名前とは反面に誰かに似ているような〜。
ジュサ「はじめまして、ジュサでも幸でも好きに呼んで下さい。Aの方から紹介してもらい、ここで働く事になりました。よろしくお願いいたします。」
「も〜…！今はいいけど始まったら店長って呼ぶんだぞ〜！」
ジュサ「はい店長。」
「顔面腹立つわホンマに…。」
女の子の1人が声を出す。
幸を指差してニッコニコの笑顔で話しかけた。
チハ「誰かに似てるなって思ってたんです…！管理人さんに似てますね…！」
管理人=楽。
それだぁときゃあきゃあ言い合ってる女の子達。
ジュサ「はい、弟がお世話になっております。」
ミツナ「まさかのお兄さん！？」
「はいはい、幸の話はそこまで。そろそろ始まるからみんな部屋に入って準備してもらってもええですか〜？今日も一日よろしくお願いします〜。」
「「「はーい！」」」
元気よく散らばってく女の子。
やっぱりAじゃなきゃこんな元気は引き出せないんだなと少し嫉妬する。
下を向いてると顔を上げられた。
「カッコいい顔が台無しやん、前向きな？」
続く (更新停止中)
お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←33話
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 66人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：乾
| 作成日時：2023年3月8日 23時
