【WT】嬢より君に【男主】 (ページ30)

今日:3 hit、昨日:39 hit、合計:9,253 hit

30話ページ30

.

起きたら大切な恋人がいなくなっていた。

置き手紙と鍵が寂しくテーブルに置かれている。

きんとき「家に……帰る…」

合鍵を置いて？

すぐ様仲間に連絡してAの家に向かうように混乱しながらも状況を伝えて迎えに来てもらう。

マンションから出てスマイルを探すがいない。
どこにもいない。

慌てて連絡を取ろうとすると目の前の高級車のドアが開く。
中から腕を引っ張られて引き込まれた。

パッと前を向けば知った顔。
でも知らない外見。

きんとき「ま、真琴…？」

スマイル「今俺の事教えてる暇ないから行くよ。出して。」

知らなかったスマイルのこんな姿。
チラッと見るとガン見される。

スマイル「カタギに手出さないからって……これNakamuにも言ったな。それにきんとき、お前はAさんに懐かれてるから手出しは絶対無し。俺が守る。」

きんとき「な、懐かれてると言うか……何日か前に恋人に……」

スマイル「……早くね。」

きんとき「お、俺もそう思ったけどなんかｯ…あ、この人じゃないと俺幸せになれないなって…。」

スマイル「…どんな形でも仲間だから守るよ。」

きんとき「え、ほんとにスマイル？？顔はスマイルだ…」

スマイル「海に沈めるよ。」

きんとき「ごめんなさい。」