【WT】嬢より君に【男主】 (ページ2)

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2話ページ2

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葵「こいつは3号店店長の冬(ふゆ)、お前がいない間に槙さんと一緒に挨拶しに来たんだよ。」

「3号店……最近増設した所、」

槙「冬は信頼出来る子だから仲良くね。冬を紹介したかった事と、もう1人来るよう伝えてあるんだけど…来るかな。」

「あ、あの…さっきはすみませんでした……。調子に乗っちゃって…」

槙「さっき？あ…キスしようとしてたやつだったら大丈夫だよ。そんなに気にしてない。でも僕らと雑談中だからと言ってお客様の前ではなるべくしないようにね。あと、誰と寝たのA？」

頬を鷲掴まれ、固まっていると槙の頭を手のひらでぶっ叩かれた。
心の中で叩いたクソ野郎に舌打ちカマしてぶん殴りそうになるが槙に忠告されたばかり。

槙「いたた…」

冬「お疲れ様です。」

3号店店長がお疲れ様です、と言うくらいだ。
オーナーレベルであろう人物がじっとこちらを見つめている。

Aの隣に座っていた槙の腕を引っ張り、Aの横に冬を座らせ、その隣に葵を座らせ、完全に引き剥がされた槙との距離。
(※A / 冬 / 葵 / 楽 / 槙)

楽「…こうやって会うのは初めてですね。貴方のことは槙からよく聞いています。単刀直入にキッパリと言いますが槙に恋心を抱かないでもらいたい。迷惑です。」

「…………は？」