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ym side

流石の俺だって初体験が男なんか嫌に決まってる。
なのに、あの人の手が震えてたから。

饒舌な口といつもみたいに適当な表情。
なのに俺の肩をシーツに押し付けた手が震えてたから。

まぁ、あんたの言い訳にノッカってやろうと思ったのは、ファーストキスの相手が初体験と一緒なんて、ロマンチックだし。

それが好きな相手なら、断る理由はない。

真っ暗な中で、ガサゴソと動く音がして、ズボンが脱がされて、パンツから出て来たそれが、人の口に含まれた。

初めての感覚に、びっくりしたけど、あっという間に己の欲が弾け飛んで、あの人の口の中を汚したと思ったら、すぐに興奮が中心に集まるのが分かった。

その硬くなったのを手で刺激されて、また、あっという間に果ててしまう。

そんな俺をいつもみたいにからかう事をしないで、俺に跨がるとゆっくり腰を落とした。

初めて他人の体内に入った俺のそれは、流石にすぐに果てる事はなくて、上に乗ってる人が動き出して、刺激が強くなって、しばらくして果てた。

真っ暗な部屋に俺の声だけが聞こえてた。
我慢したけど、我慢しきれなかった声。








いつから、好きになったんだろう。
たぶん、キスしてしばらくしてから。

子どもは単純だ。
ファーストキスの相手にドキドキするなんて、当たり前だ。







そんな事をぼーっと考えてたいてら、するりと俺の上からいなくなって、あの人は、ベッドから降りるとがさごそと動いて、シャワー室に消えた。

次、シャワー使いたいなと思いながら、うとうとしてしまう。

初めての行為で、気持ちは高揚してるのに身体はだるくて、そのまま眠ってしまった。






目を覚ましたら明け方で、あの人は居なかった。

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昨日(プロフ) - 闇さん» コメントありがとうございます!ゆっくり更新ですがお付き合いください😆 (1月21日 22時) (レス) id: 8e12f8e7ab (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - このお話凄く好きでいつも更新楽しみにしています! (12月29日 23時) (レス) @page5 id: 9b21f76b05 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:昨日 | 作成日時:2023年12月9日 7時

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