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廉side
正門が大吾にプロポーズらしいことを始めたので、和也と一緒に場を離れた。
そして、これまでの経緯を聞いていた。
だいたい2人がここに居る理由が分かったので、和也に気になることを尋ねてみることにした。
「えーと、大吾から話って聞いた？」
恐る恐る聞くとはっすんはキョトンとした顔をした。
大橋「あぁ、そうやった！そのために来たんよ、大ちゃんが具合が悪いって聞いたら全部吹っ飛んじゃうやん・・・」
本当に、この人の底なしの優しや強さはどこから来るんだろうか。
「ほんまに、和也ってなんか、」
大橋「大ちゃん!？」
話を途中で切って、和也が叫んだ。
視線の先を追うと、口を押さえた大吾を抱えた正門が通り過ぎた。
正門「ごめん、トイレ借りるわ」
なかなか見れないぐらい正門が焦っていた。
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作者名：はやせ | 作成日時：2021年3月14日 18時
