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彼女の優しさ ページ6
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「 は〜〜〜かっこよかった〜〜〜 」
東京ドームを出ると
芽映は開口一番、幸せそうな息を零した。
「 なんか、アイドルって感じがしなかった。
アーティストを見てるみたいだった 」
「 まぁ、日本のアイドルとは違うよね〜。
あ、もしかして、Aもハマった？ 」
「 ハマってはないかな 」
「なんだよもう〜」と
口を尖らせる芽映に思わず吹き出すと、
芽映は安心したように笑った。
「 やっと笑った 」
「 え？ 」
「 A、怪我してから
ずっと怖い顔してたから 」
芽映は私が怪我をしてからも
接し方が変わらなかったし、
"怪我"という言葉も
今まで使ってこなかった。
だから、何も考えていないように
思っていたけれど、
それは私への気遣いだったらしい。
このコンサートに誘ってくれたのも
ダンスが大好きな私への
芽映なりの励ましだった。
…こんなに良い友達を持ったのに
悪いことしちゃったな…
「 芽映、ごめんね。
それと、ありがとう 」
「 んーん 」
少しだけ心が軽くなった気がした。
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かん - 面白くなってきましたー！続きがすごく楽しみです！(*^^*) (2016年12月20日 22時) (
レス) id: 11b15b0d35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yoonka | 作成日時：2016年12月15日 0時
