それはまるで蝶のようだった (ページ22)

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２回目の空ページ22

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＿＿＿「ご案内いたします。
ただいまより〇〇８０５便の
搭乗手続きを開始いたします。
お待ちのお客様は＿＿…」.

年が明けて、１月１３日。

私はまたまた空港にいた。

本来なら学校が始まっているけれど、
３年生は自主登校という形を取っていて
出席を取らないこと良いことに、
私は旅に出ることにしたのだ。

行き先は韓国。

そう、オッパの誕生日に会いに行くのだ。

もちろん、オッパには内緒で。

マカオでお世話になった野口さんに
サプライズ渡韓の旨を伝えると、
そういったことは本人たちに聞いた方がいいと
チャニョルさんの連絡先を教えてくれたのだ。

チャニョルさんはもちろん
二つ返事でOKしてくれて、
私はこうして韓国に向かうことになった。

EXOは数日前にシンガポールでの
ライブを終えて帰国したばかりらしくて、
今は休息を兼ねた練習期間らしい。

オッパも例によって
宿舎か練習室の往復しかしていないみたい。

仁川空港までは
チャニョルさんが迎えに来てくれるみたいで
何とか韓国も大丈夫そうだ。

離陸して、飛行機はどんどん高度を上げていく。

空の上はスカイブルーが
果てしなく広がっている。

今回の旅は良い旅になりそうな予感がする。

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