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・安田
渋やんがどこにはけても、すぐに水分補給と喘息の薬、それに酸素吸入ができるようスタッフさんに協力を頼んで、今日のリハは終わり。
あれから渋やんは、時々裏で酸素を吸って呼吸を整えることはあっても、倒れこむようなことはなくて。
ダンスも楽器も、問題のない程度にはやりきった。
でも、すべて終えると疲れ切ってしまって、楽屋のソファに沈み込んだきり、動けなくなってもうた。
身体を冷さんように汗を拭いて服を着替えさせ、マルが身体を支えながら移動車に乗り込む。
「渋やん頑張ったなー、疲れたな。
今日は早く寝よね。
あ、その前にちゃんとご飯食べなねぇ」
力なく自分にもたれかかった渋やんに、マルは優しく話しかける。
その言葉に渋やんは小さく頷いて反応しとるから、ほんまにただ身体が疲れてもうただけなんやと思う。
ホテルに帰って汗を洗い流し、早めの夕食をとって渋やんを休ませる。
渋やんはあんまりたくさんは無理やったけど、なんとか村上OKが出るくらいは食べて。
ヨコちょの部屋にみんなで集まっとったら、渋やんについとった信ちゃんが帰ってきた。
「寝たわ。落ち着いとるから大丈夫や。
ちゃんと変更点も確認しとったし」
その言葉に皆で胸をなで下ろす。
「もうほんま、何ともなくてよかったぁ・・・」
漏れ出た大倉の素直な言葉。
「明日、どうなるかやな・・・飛ばし過ぎんとええんやけど」
「大丈夫やろ、すばるくんやって子供やないんやし」
「子供みたいなもんやから困ってんねん、あのおっさん・・・」
ため息まじりに言う信ちゃんの言葉は、愛情そのもの。
「ともかく、明日で俺らもよぉ見とってペース掴まな。
今回は1週間空くからええけど、次回は中1日やし移動もあるし、体力使い切ってもうたらやばいやろ。
明日の感じによってはまた構成いじらなあかんかもしれんし」
ヨコちょはあくまでも冷静で慎重。
皆がそうやなって考え込んだとき、
「・・・なんか、ええなぁ」
やや場違いな穏やかな声が聞こえた。
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朝燈(プロフ) - YOUMIさん» →方法だと私は思っています。長々と続いたこのお話も、いよいよ最終章です。どうか最後までお付き合いください！いつも本当にありがとうございます！！ (2015年4月14日 19時) (
レス) id: bfcd726f25 (このIDを非表示/違反報告)
朝燈(プロフ) - YOUMIさん» ありがとうございます！もう消去してしまいましたが、あのニュースの後迷う思いをこちらで色々書かせていただきました。たくさんの励ましをもらったことに、感謝の思いは尽きません。読んでくれる方がいる限り、完結させる責任があると、それが感謝を表す一番の→ (2015年4月14日 19時) (レス) id: bfcd726f25 (このIDを非表示/違反報告)
結莉(プロフ) - part12、お疲れ様でした´ω`*ライブに立つのとてもドキドキですね！最後の最後まで、関ジャニ∞の絆が見られることを期待してます(*`･ω･´) (2015年4月13日 23時) (レス) id: 8090059a18 (このIDを非表示/違反報告)
YOUMI(プロフ) - 真剣に向き合っているからこそ、悩むこともあると思います。ですが今まで積み上げてきたものを信じてこれからもがんばって下さい☆ゆっくりと楽しみにお話を待っています☆ (2015年4月13日 23時) (レス) id: 1861e55e7e (このIDを非表示/違反報告)
YOUMI(プロフ) - ニュースをみて驚き、朝燈さんと読者さんとのコメントのやり取りをよんで心が震えました。朝燈さんが作品と真摯に向き合って大切につくられるお話で私を含めこれだけたくさんの読者さんに愛されPOWERを与えてくれるお話はなかなかありません！最高で最強なお話です！ (2015年4月13日 23時) (レス) id: 1861e55e7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朝燈 | 作成日時：2015年3月14日 23時
