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【27】 ページ27
「‥もしかして布面積少なすぎる？」
はい、その通りです！
京香ちゃんのその言葉に、ｺｸｺｸと精一杯首を縦に振ると。
「うーん、‥じゃあコレは？」
「あ、可愛い！これいいじゃん。」
京香ちゃんは違う水着を私に提案してくれた。
彼女の提案に真っ先に反応をしたのは、私ではなく優衣だった。
さっきより布面積はあって、何よりすごく可愛らしい。
「可愛い…。」
そんな言葉がいつの間にか零れていた。
「これで二宮悩殺だね。」
「鼻の下伸びまくりでしょ。」
「そんなことないと思うけど…。」
和也くんがそんな風になったこと見たことないのに。
「A鈍感だよね。」
「本当よ、あの過保護ぶりに気付いてないのアンタだけよ。」
「この水着着たA見たらもうデレデレでしょ。」
「デレ宮でしょ。」
２人の中の和也くんのイメージって一体…。
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作者名：和音
| 作成日時：2019年5月4日 17時
