第7話 ページ9
〜翌日〜
あの後、夕食時にやたら豪華な晩飯を食べさせられ、ばあ様にからかわれ、
シルヴァには何故か抱き着かれた。
さながらなんかのお祝いパーティのようなテンションだった。
何故俺が素直なだけでこうなる。
そして現在。朝の5時に目が覚めてしまった俺はまだ読み途中だった5冊目の本を読み終え、
治癒能力を習得できたかどうか試してみることにした。
(左腕の怪我したところに手を当て、掌に力を集めて…
全ての物が再構築されているイメージで…一気に力を解き放つ！！)
すると俺の掌から青緑色の光が放たれ、数分と持たないうちに傷口は塞がり、
痣も消え、更には左腕の骨も治してまったようだ。
左腕に巻かれていた包帯とギプスを外し、動かしてみるが特に異常もなければ痛くもない。
「……予想以上の成果だな……」
嬉しいと同時にこの化け物じみた才能が少し怖くなった。
その気持ちを押し込んで、俺は他の部位の怪我も治してみることにした。
そしてその数十分後には全ての怪我を完治させた俺だった。
・・・・
怪我も治った俺は外に出て軽くトレーニングをしていた。
筋トレやストレッチを済ませ、今は竹刀で素振りをしている。
すると、小屋からルシとハクが出てきた。
2人は俺を見ると驚いた顔でこちらへ向かってきた。
「凌月！！もう動いて大丈夫なの！？」
「怪我はどうしたのよ！？」
「ああ……治った。というか治した」
「「えええええええええええええ！？」」
2人の絶叫が森に響く。まああれだけの傷が1日で完治したらそりゃ驚くわな……
「ていうか、ばあ様は何て言ってたの？」
「普通に流してたぞ。もう習得できたのか。早いねぇ。って」
「シルヴァは？」
「小屋の後ろでまき割りしてるぞ。あいつは少し驚いてたけど」
「受け入れるの早すぎるわよあの2人は…」
と暫く3人で話しているとシルヴァが大声で言ってきた。
「おーい凌月！！まき運ぶの手伝ってくれー！！」
「わかった、今行く！」
大声で返事を返し、俺はそのまま走ってシルヴァのもとへ向かった。
そしてその日、俺はばあ様達の手伝いをしたり、
能力の練習などを行ったりした。
おかげで治癒能力はほぼ完璧にマスター。
習得しようと思っていたエレメント能力も習得した。タイプは炎。
そして休日は過ぎ去り、俺にとっては憂鬱の月曜日がやってきた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
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オタク(プロフ) - 中等部って中学生のことですか？ (2018年5月30日 19時) (
レス) id: 1d0e3e2d71 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶アイス食べたい - リメイク前から読んでました！早く続きが読みたいです！これからも頑張ってください！ (2017年8月16日 13時) (レス) id: 3e47bafe36 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶アイス食べたい - すっごく面白かったです! (2017年8月16日 12時) (レス) id: 3e47bafe36 (このIDを非表示/違反報告)
黒兎 - お久しぶりです！リメイクお疲れ様です。リメイク前から見てますが、リメイク前とリメイク後両方共面白いです！これからも頑張ってください！！！！ (2015年7月12日 1時) (レス) id: 73e5ad6ab6 (このIDを非表示/違反報告)
しろ - リメイクお疲れ様です( ´ ▽ ` )ﾉ更新頑張って下さい！ (2015年2月23日 19時) (レス) id: 7bf253cce0 (このIDを非表示/違反報告)
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