第28話 ページ30
〜理事長室前〜
「…なんだこの無駄にでかい扉は」
地図を頼りに来てみたはいいものの、
真っ先に目に入ってきたのは無駄に大きくて装飾が施された扉。
間違ってるんじゃないだろうかと一瞬疑ったが、
位の高い奴等は皆こういうのが好きだというのがセオリーだと自分に言い聞かせた。
そういえば俺何気に学園の理事長と合うの初めてだな。
始業式とかもバックレるのが普通だったしなぁ…
今思うと最悪の生徒だな俺。
「……よし。とりあえず入ろう」
とっての輪っかみたいなアレでノックする。
触ってみると純金製だった。無駄に金かかってるな。
ノックの後、扉が自動的に開いた。
俺は何の躊躇もなく部屋の中に足を踏み入れた。
「……あなたが、暁月君ね」
「……どうも」
部屋の中に入ってみると、壁には学園の名誉ある功績の証であるトロフィーや賞状、
そして様々な資料や書物がキッチリと並べられていた。
地面にはレッドカーペットが隙間なく敷かれており、俺から見て向かい側に
高価そうな書斎机と革張りの椅子。そしてそのさらに向こう側の壁は全面ガラス張り仕様と、
いかにも理事長室らしい外見だった。
そして机の上に足を組んで座っている黒色のパンツスーツ姿の女性。
と、彼女の横に立っている若い男性の執事。
「初めましてかな暁月君。私がこの聖フェニックス学園99代目理事長の、
竜門時桂里奈(りゅうもんじ かりな)だ。よろしくな」
「桂里奈様の執事を務めております。ヴィクター・ブラッドリーと申します。」
「……ああ」
一応返事はしておく。
何故かというと、この女と男は……多分滅茶苦茶強い。
俺のカンだけどな。
それに結構名の知れている能力者でもある。
だがこの学園の理事長をやっているとは公表されていないらしい。
だって新聞やニュースでも見かけなかったし。
執事の方は知らん。
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オタク(プロフ) - 中等部って中学生のことですか？ (2018年5月30日 19時) (
レス) id: 1d0e3e2d71 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶アイス食べたい - リメイク前から読んでました！早く続きが読みたいです！これからも頑張ってください！ (2017年8月16日 13時) (レス) id: 3e47bafe36 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶アイス食べたい - すっごく面白かったです! (2017年8月16日 12時) (レス) id: 3e47bafe36 (このIDを非表示/違反報告)
黒兎 - お久しぶりです！リメイクお疲れ様です。リメイク前から見てますが、リメイク前とリメイク後両方共面白いです！これからも頑張ってください！！！！ (2015年7月12日 1時) (レス) id: 73e5ad6ab6 (このIDを非表示/違反報告)
しろ - リメイクお疲れ様です( ´ ▽ ` )ﾉ更新頑張って下さい！ (2015年2月23日 19時) (レス) id: 7bf253cce0 (このIDを非表示/違反報告)
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