空想世界は現実世界にリンクする【あかがみんクラフト】

君への気持ち ページ19

ともside









暫く走っていると、ソーラとクミの姿が見えた。




『クミ、ソーラの様子は？』

急いで駆け寄りクミに問い掛ける。








ク「少し座って休んだらさっきよりは顔色もマシにはなったけど、休ませた方が良いと思う」

『うん、そうする
Aちゃんもクミもありがとう、ソーラは少し拠点で休ませるね』









二人にお礼を言い、ソーラをおぶるとわっちは拠点の方に向かって歩き出した。




ーーー






拠点に向かって歩き始めると、すぐ後ろから弱々しい声がした。



ソ「すみません、ともさん...
でももう歩けます、だからともさんは作業に戻って...」





...こんな時まで無理するんだから。







『まったく...こんな時まで無理しなくて良いんだよ？
いつもソーラは皆の為に働いてくれるし、皆も感謝してる

...今もふらふらでしょ？
昨日の疲れも残ってるんだから、少し休んで体力回復しなきゃ』









いつも皆の事を考えていて、自分の事を後回しにしてしまう癖があって。

天真爛漫なその性格で、皆を笑顔にして。

持前の建築センスでいつも凄い建物を作って皆を驚かせて。





わっちはいつしかそんな君に惹かれていた。









もっと頼って良いんだよ？
ソーラはこのあかがみんクラフトの仲間なんだから。



ソ「ありがと...ともさん」

『どういたしまして』









.









わっちがこの気持ちを伝えられるのは








もう少し先になりそう...かな。






ーーー






甘い感じにしたかったんですけど
文才のない私にはダメでした...！

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