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32話.経過 ページ34
.(ホークスside)
「………ん、大丈夫そ」
俺が捕まえた敵の引き渡し作業を先輩ヒーローと協力しながら難なくこなしている例の新人を電柱の上で一休がてら眺め見る。
あの子が入ってから初めは若干ゴタついた所もあったけど、今はもう、十分……むしろ効率も上がってるかな？
初日より緊張が解けたようで今では自然とした態度で活動に臨めている。
先の件が余程身に染みているらしい。
「マジメだなあ」
そう呟いたところでインカムから次の仕事の知らせが舞い込む。
「了解」と返答し現場に飛び立つ最中、頭では別のことを考えていた。
……そろそろいいかな。
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作者名：上白糖 | 作成日時：2019年8月23日 14時
