【2j3j】伊吹さんは超鈍感。【学パロ】

8話 ページ10

商品を受け取ってくれた剣持くんと葛葉にお礼を言ってから皆で食べ始める。

因みに私は目の前に座る遥とポテトLを半分こにして食べている。


流石に新作のパイとポテトは腹八分目超えるし、カロリーが高すぎる。

みんなでグダグダと話しながら食べていると遥が何を思ったのか溜息をつきながら「バイトしたぁい」と呟く。


その言葉に皆が反応して


「やめといた方が良いよ」

「遥、ドジだし」


なんて否定し始める。

流石、セコム…！なんて思いながら笑ってその様子を見ていればムッと顔を顰めた遥に


「Aもこの前求人見てたじゃん！」


と指摘される。

私に話振る…？なんて思っていれば右斜めに座っている不破くんに「…まじなん？」と言われる。


私は「見てただけだよ！」と言いながらポテトを1本口に含む。

そんな私に剣持くんは「帰り遅くなりますし、今みたいに一緒に帰れなくなりますし……やる必要ないと思いますけどね」と釘を刺される。


いや、確かに内緒で始めようとは思ったけどさ…！そこまで言う？なんて思いながら「見てただけだよ」と苦笑いする。

遥も許可が出ないのが分かったのか頬をふくらませながら「みんなと遊べなくなるのは嫌だなぁ…」と言っていた。


何それ可愛い。

遥くらいだよそんな発言許されるの…！！

そんなことを思いながら脳内で暴れる思考を頑張って止めた

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