【2j3j】伊吹さんは超鈍感。【学パロ】 (ページ8)

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6話ページ8

その後の授業も順調に終わり放課後になる。

2年の仲良しメンツで帰る為みんなの準備が終わるのを待つ。

皆の帰る準備が終わると廊下に出て昇降口へ向かう。

駅までの10分で今日は何処に行くか話し合いをする。何気に一番楽しい時間だ。

「遥ちゃんはどこがいい？」

不破くんの質問に遥は少し考えてから「みんなと行けるならどこでもいいよ！」とヒロインらしい回答をする。

それにほっこりとしていれば今度は私に聞いてくる不破くん。

んー、何処でもいいけどここで遥と同じ発言するのはNGだし…

「マックはどう？最近新作のパイ出たし」

閃いたように言えば皆が賛同してくる。

え、適当に言ったんだけど通っちゃった…。

まさかのことに驚いていればいつの間にか駅に着いていた。

電車に乗って最寄り駅に降りてマックへ向かう。

注文をして商品を受け取る人を決めるじゃんけんで負けた剣持くんと葛葉以外は席に着く。

あ、お母さんに夜ご飯いらないって連絡しておこう…そう思ってスマホを取り出してメッセージアプリを開く。

「…ねぇ、【masato】って誰？」

その声にビクッと体を震わしてからパッと左隣を見る。

すると声をかけてきた叶は少しだけ面白くなさそうな顔をしていた。