【2j3j】伊吹さんは超鈍感。【学パロ】 (ページ6)

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4話ページ6

「……という事で6時間目にスラッと決められるように話し合っとけよ〜」

そんな声にハッとする。

やべ、全然聞いてなかった。

そう思う私を他所にHRが終わった瞬間、周りはザワザワと騒ぎ出す。

話が見えない私に遥は笑いながら「聞いてなかったでしょ〜」と言う。

私は誤魔化すように「あはは〜」なんて目を逸らしながら笑う。そんな私に葛葉が笑いながら

「お前ちゃんと聞けよ〜」

とからかい混じりに言ってくるので

「葛葉だってどうせ聞いてなかったでしょ？」

と言い返すとドヤ顔で「聞いてました〜！遠足の班決めだろ〜？」と言う葛葉。

普段聞いてないくせに今日に限って聞いてるなよ…なんて思いながら怒りを主張するように頬っぺを膨らませていれば葛葉の指によって空気が抜けてしまう。

おい、そんなに笑うなよ。確かに私がやっても可愛くないけどさ！

そんなことを考えながらジト目出みていれば叶が間に入って「で、班は6人だからイツメンでいいよね？」と聞いてくる。

それに「さんせ〜」と笑う不破くんと遥。

剣持くんも葛葉も頷いていた。

まぁ、班決めってなったらこうなるでしょうね。

そんなことを考えながら1時間目の準備をした。