【2j3j】伊吹さんは超鈍感。【学パロ】

3話 ページ5

電車に乗って学校へ向かう。

駅から学校は徒歩10分程の距離だ。


学校までの道を歩いていれば委員会の先輩や後輩、仲の良い友達に挨拶をされる。

それに挨拶をし返しながら校門を通り昇降口へ向かう。


外履きから中履きに履き替えて4人で教室に向かう。

なんの偶然か幼馴染組4人…というより同い年のイツメン全員が同じクラスなのだ。


自分の席についてスマホを取り出す。


因みに隣の席は葛葉、叶は斜め前で遥は私の左隣だ。

目の前はイツメンの1人不破くんで、もう1つの斜め前は剣持くんだ。


同じクラスってだけでも奇跡なのに席も固まっているとなると奇跡とは思えなくなってくる。

そんなことを考えながら横目で遥を見つめる。


いや、そもそもヒロイン効果って奴だから奇跡とかじゃないのか…。


なんて思っていれば担任が入ってきてHRが始まった。

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