【2j3j】伊吹さんは超鈍感。【学パロ】 (ページ15)

今日:10 hit、昨日:8 hit、合計:42,264 hit

13話ページ15

結局行き場所は水族館に決まり、剣持くんがチケットを取ってくれるらしい。

お礼を言いながら先程から眺めていたホームページに、再び目を移す。

「…そういや、昔水族館行ったな」

ボソッという葛葉に皆が視線をやる。

叶は思い出したように「あー！」と言って話し出す。

「遥が迷子になってAが大泣きして家族全員で探し回ったやつね」

「へぇ、そんなことあったんですね」

その会話に思わず顔を伏せる。

いや、だって普通に幼なじみが迷子になって大泣きしたってのは何歳になっても恥ずかしいでしょ。黒歴史だよ…！

そんなことを考えていると遥が「そういえばA、ジンベエザメ見て『可愛い』って言った叶に『うん、美味しそう』って言ったよね」と話す。

「待ってそれは覚えてない」

「え、覚えてないの？」

遥の問に頷けば叶は「え、覚えてないんだ。僕結構衝撃的だったけどなぁ」なんて言い出す。

それに続いて葛葉も「俺も覚えてるよそれ。マグロとかには言わなかったのにジンベエザメに言ったからビビったわ」なんて言い出す。

「ちょ、まっ…！私の黒歴史暴露しないで？！」