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9話 ページ11
次の日、1時間目から昼休みまでは調子が良かったのに5時間目の現在、私は物凄く体調が悪かった。
所謂、女の子の日というものだ。
薬は飲んでいるし、お腹も冷やさないようにホッカイロを貼ってきたのだ。
それなのに冷や汗がドバドバ出てくるし、フラフラしてて座ってる感覚もないし、先生の声は全然聞こえないし、しまいには目の前が真っ白になっていく。
これはやばい…なんて思った瞬間、腕を掴まれる感覚がした。
何も音が聞こえないのでどういう状況かすぐに理解出来なかったが膝裏と背中に回った腕の感触でお姫様抱っこされているのがわかる。
あ、この匂い……葛葉だ…。
脳内で呑気なことを考えながらクラクラする頭を休ませるように目を瞑った。
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Ohata(プロフ) - 更新待ってます!!大好き!! (2月4日 17時) (レス) @page15 id: 6c4593a5ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蒼良 | 作成日時:2024年1月30日 21時