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◆黒兎3羽目。 任務◆ ページ12

現在、本部まで移動中。
何故本部に行くのか?

……S級には色々あるのです。
といっても、私はS級では間違いなく
最弱……もっと頑張らねば。

だからあまり特別な任務は
言い渡されない。

一度、遠征のお手伝いに行ったのが
最大の任務だった。

年上に囲まれて緊張やらなんやらで
胃に穴が開くかとひーひー言っていた
のだが。

っと、もう本部が見えて来た。
私は駆け足で本部に向かった。

本部内でコソコソと騒がれない
様に隊員の目を掻い潜り、
何て言えばいいのか……お呼ばれ?
した部屋に向かう。

そういえば、何故ここに呼ばれて
いるのか言っていなかった様な。

この前、大規模侵攻があったのは
ご存知だろう。

アフトクラトルという国から
遠征として黒トリガー使いまで
送られた、第二次大規模侵攻。

そこで一体何が起こったのか、
それも知っている体で語らせて
もらう。

簡単に言うと、仲間割れだ。
実際はもっと残酷だったらしい。
味方の命を奪い、黒トリガーのみ
回収した、というものだ。

他にももう一人捕虜がいるらしい
けど、会ったことはないしその人の
事は詳しく知らない。

私はその、亡くなった方の件で
何かあるらしく呼び出された。

なんとその人、頭に植え付けられた
角が脳にまで届いて人格やら何やら
もバックアップされてたのだとか。

それを鬼怒田さんはラッドに
移植?して仮だけどもその人は
生き返った様な状態なのだ。

説明が曖昧で申し訳ないけど、
これ以上詳しくは直接と言われたので
私は急いでその黒トリガー使いの
元に向かった。

「失礼します、黒崎です……」

勿論ノックして入りましたとも。
「随分早いな、まぁいい。
時間はいくらあっても足りんからな」

こっちだと呼ばれ、私は硝子の
向こうを見た。
そこには本当に黒い角が生えた
ラッドが。

トリオン注入します、と言い
エンジニアの人は何やら機械を
動かした。

「わぁ……!ほ、本当にこんな事が……」
「あぁ!?見たことねぇ猿だなおい!」
「……え?」
「もう少しその口直せんのか近界民!」

突然の暴言に呆気に取られる。
何なのです、ラッドの分際で……!

「お前を呼んだのはまぁ、気付いて
いるだろうが……」
「……。……判ってます、コレから
情報を得るときの手助け、ですよね?」
「判っているなら話は早い」

そう言われ、近界民への質問大会が
始まった。

◆黒兎4羽目。 生活◆→←○にんじん2本目。 確認○



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設定タグ:ワールドトリガー , 空閑遊真 , ワートリ   
作品ジャンル:恋愛
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Rio - 素敵な小説、ありがとうございます!更新がんばってください!(^-^\) (2022年9月25日 18時) (レス) @page21 id: 9824f121c1 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ - 更新頑張ってください! (2018年1月26日 22時) (レス) id: 5284f203ab (このIDを非表示/違反報告)
ルピナス(プロフ) - くるみさん» コメントありがとうございます!!頑張ります(`・ω・´)キリッ (2016年2月13日 12時) (レス) id: 82e1e84f5b (このIDを非表示/違反報告)
くるみ - ルピナスさん» 更新ガンバ(*≧∀≦*) (2016年2月11日 22時) (レス) id: d5effc5f2f (このIDを非表示/違反報告)
ルピナス(プロフ) - みーさん» ありがとうございます!もっと楽しんで頂けるよう、頑張ります!! (2016年2月11日 2時) (レス) id: 82e1e84f5b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ルピナス | 作成日時:2016年2月9日 21時

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