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「センセ、おはよーございます♪」
いつもよりちょっとぶりっこして言ってみたけど、
センセは今日も、気だるげな顔で
「はよ」
と言っただけだった。
この場所から見えるのは、
汚く散った葉桜と、不良たちの汚い靴箱。
この学校は校舎も古いし、先生も生徒もパッとしない。
そして、この学校はとにかく人気がない。てか普通に嫌われているし。
入学前までは親思いのいい子だったのに、
卒業するころにはモヒカンになってたり、
入学当時から番長みたいな子は、放火魔になったり、
とか。
どうやらここは、不良の育成場的な場所らしい。
…お姉ちゃん、こんなとこでよく生活できたね、アハハ。
「うちの学校、汚ねェだろ？」
「はい、とっても。。。」
「じゃあなんでわざわざ転校してくるんだよ…ハァ」
「センセ、やめてくださいそんな深いタメ息。
でも、あの優等生なお姉ちゃんがこんなとこで生活してたって考えると、すごいですね。」
「…そう、だな。」
「あーあ、じゃあ私も頑張んなきゃなぁ。」
(お姉ちゃんのコピー品から、ぬけだせるように。)
「お前転校生なんだし、学校で俺と話す時はもっとぎこちなくしろよ？
てか、学校にいるときは必要最低限の会話以外しねェからな。分かったか」
「はぁい、坂田先生。」
わくわくするなぁ、ホント。
さぁて、まず最初は定番の…
お姉ちゃんの
.
続く
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作者名：そらゆー | 作成日時：2017年9月26日 1時
