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「店長からですか？まだ見てないです」
《今日急遽大人数の予約入ったからヘルプ来てって。Aもご指名されてたよ》
「...まじですか」
一旦箸を置いてカトクを開くと、先輩の言う通り私の名前がしっかり入っていた。何だかんだ長く勤めていることもあって、こういう時の駆り出しは避けられないのだ。
「ほんとだ...あー嫌だ」
《ね、俺も。今日賄い食べる時間あるかなー》
「ないと死んじゃいます」
大人数の予約がある日は片付けが長引くから帰る時間も遅くなるし、何より休みなく歩き回らないといけないから本当に憂鬱だ。
...それに、案の定目の前のゆんぎはムスッとしている。
『...キンパは』
「ごめん、今日は無理そう」
私としては精一杯の気持ちを込めて謝ったのだけど、黙ってしまったところを見るとだいぶ機嫌を損ねてしまったみたいだ。
「ごめんって...。次絶対作るから」
『...終わったらちゃんと来い』
「いやでも、今日多分遅くなるよ？」
『別に。どうせ寝れねーし』
「わかった、じゃあ終わったら行くね」
『ん』
《えっと...？なんか俺だけついていけてないんだけど、2人はいつの間にそういう関係になったの？》
「あ」
やってしまった、と自分の口を塞いだ時にはもう遅かった。2人で話す時の空気感に慣れすぎてついいつもの感じで話してしまった。でも先輩にあらぬ誤解をされるのだけは絶対に避けたくて、必死に言葉を探したというのに。
「あの、先輩それは誤解で『そうですよ。俺らそういう関係なんで』
どうやら、この人は違ったらしい。
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秋良(プロフ) - お返事いただき感謝です。250字では表せない位素敵な作品で他の作品も凄く大好きです＾＾季節の変わり目ですのでお身体ご自愛くださいね。 (2021年3月6日 14時) (
レス) id: 182bc41aa4 (このIDを非表示/違反報告)
天(プロフ) - 秋良さん» 秋良さん、こちらこそコメントありがとうございます！気長にお待ちいただけたら嬉しいです(*´`*) (2021年3月6日 12時) (レス) id: 6f2734bf2f (このIDを非表示/違反報告)
秋良(プロフ) - 素敵な作品をありがとうございます。次回作も楽しみにしてます。 (2021年3月6日 1時) (レス) id: 182bc41aa4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天
| 作者ホームページ：https://twitter.com/_sora_way
作成日時：2021年2月23日 21時
