~僕には君だけ~ 【YG】 (ページ6)

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デビューが決まり、俺はすぐAに連絡をした

YG ｢A！俺、防弾少年団でのデビュー決まった！｣

｢ほんと？！すごい、すごいよユンギ！さすがだよ！本当におめでとう！！｣

Aは自分のことみたいに泣いて喜んでくれて
俺はそのことがすごく嬉しくて

これでいいんだって思ってた

でも、ここまでが上手くいきすぎてたんだ

ある日俺は1人でPDに呼び出された

PD ｢ユンギ、他の練習生から聞いたよ。付き合ってる人がいると。それは本当か？｣

YG ｢はい｣

PD ｢そうか。単刀直入に言う。

その子と別れなさい｣

は？この人は何を言ってるんだ？

別に恋愛禁止もされてないのになんで、

YG ｢なぜ、ですか？｣

PD ｢お前はデビューが決まった。つまり、今よりもっと多くの人がお前に注目するんだ。その中で、スキャンダルでも出たらどうする。

ユンギ、お前なら分かるだろ。芸能人にとってたった一度の噂がどれだけの影響を与えるのか。

それにお前はデビューしたてだ。変な噂がたってはデビューが台無しになりかねない。｣

PDの言うことは理解出来た、嫌なくらいに

俺達は一般人じゃない
一般人で許されることでも俺達は許されない

それは分かってた

でも、分かりたくなかったんだ

それを伝えた時のAがどんな決断をするのか

それが痛いくらい目に見えたから

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