僕は貴方達のモノではありません。 Yuri.C

学園の王子さま ページ2

入学してもう、早1ヵ月。

この学校は進学校。
中学からのエスカレーター式で上がった人も多い。

その中でも学園の王子通称Ｆ４

彫刻のようなキレイな顔に似つかわしいほどの
肉体美も持っている。
誰にでも勝気な山田 涼介。

仲のいい人に見せる太陽みたいな笑顔。
愛らしい姿。
でもその裏には何かある？と評判の有 岡大貴。

ふにゃふにゃしてて女の子みたいなルックス。
テキトー発言。不思議ちゃん。
でも男のハートも一撃な伊野尾慧。

そして、、

海外育ちのジェントルマン。
何を隠そうルームメイト優しいこの人、
そう岡本圭人。


｢圭人のことは大好きなのにな。｣

｢…ちぃちゃん。圭人もちぃちゃん大好き。
素顔、誰にも見せちゃダメだよ？｣

｢ふふ。もーわかったぁ。｣

圭人の膝に乗って抱きしめられる。
僕のこと可愛くてしょうがないんだって。


｢圭人、お金持ちなのに優しいね。
本当はこの部屋１人だったんでしょ？｣

｢でも、ちぃちゃんと一緒でうれしい。
本当はね、飽きたら家に戻ろって思ってたの。｣

｢えっ…？｣

｢でも、ちぃちゃんいるからここにいるー！｣

だって。

ちゅって毎晩してくる圭人。
海外では当たり前なのかな…
僕ね、実はちょっと恥ずかしい。

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