今日:3 hit、昨日:4 hit、合計:3,287 hit
小｜中｜大
・ ページ4
ar side
『大ちゃ〜ん』
「なんですか、いのちゃん先輩」
『もー冷たーい。いのちゃん泣いちゃうよぉ？』
「また彼女と喧嘩したんですか？」
『喧嘩ってゆうか拗ねちゃって。私と仕事どっちが大事なの？って。』
「で、なんて？」
『その…』
「あ、即答出来なかったんだ？」
『…うん。てか大ちゃん！なにその顔！！絶対バカにしてる！！タメ口だし！ひどい！』
ぷぅと顔を膨らましちゃって、かわいいなぁ。
配属されて早数ヶ月、当初スマートな装いをしていた彼のイメージは完璧に崩れた。
大ちゃ〜んと甘えてくるし、ちょっとでも冷たくあしらったら、優しくして！って駄々をこねる。
今みたいにね。
『だーちゃん、ボクがだーちゃんのおにいちゃんだよ。
よろしくねぇ。ボクがまもってあげるからね。』
けいにぃは俺のヒーローだった。
次は俺がヒーローになってもいい？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 74人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちい
| 作成日時：2023年12月3日 8時
