はじめまして? ページ5
hk「大ちゃん、おはよ。」
「ヒカ…!おはよ。」
hk「体調悪かった?いつもならもっと連絡くれるから、俺ちょっと心配になっちゃった。」
「ヒカ…」
ごめん、ごめんね、ヒカ。
「うん、ちょっと疲れちゃってたみたいで。土日はずっと寝ちゃってた。心配させちゃって、ごめん。」
hk「そっか。疲れとれた?」
頷くと良かったって頭に触れる優しい手。
優しすぎて、涙が出てしまいそう。
『ひかるっ』
hk「あっ!いのちゃん!」
「え?」
そこにいたのは紛れもないあいつで。
ヒカに連絡が出来なかったのも全部全部こいつのせい、なのに。
『あれ?光の知り合い?』
hk「あっ、えっと。同期の大ちゃん。仲良しなんだ♪
いいやつだし仲良くしてあげてよ!」
『へぇ、仲良しの、ね。』
視線を逸らすと、手が触れた。
『俺先週からこっちに赴任になった伊野尾です。
仲良くしてね、大ちゃん。』
こわい、
「えっ、とあり、有岡大貴です。よろしく…」
hk「あれ珍しく大ちゃん緊張してる?笑
いのちゃんとはさ、高校で一緒だったんだよ。
そしたら先週再会して、びっくりだよ。」
『俺もびっくりしたよぉ。2人ともこれからよろしくね。』
上司「八乙女ー!ちょっといいか?」
hk「あ、ごめん呼ばれた。行くわ。」
「うん、わかった。
…じゃあ、俺も戻り」
『大ちゃん、またシよーね?』
…最低だ。
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作者名:ちい | 作成日時:2023年5月6日 6時