元BTSで現TWICEのメンバーです。4 (ページ14)

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27-3 好きページ14

オッパに迎えにきてもらって、ばんたんの宿舎についた

オッパはそのまま、宿舎にいたテヒョンオッパとジミンオッパを連れて出かけて行った

気を使ってくれたみたい

JK「何か飲む？」

イファ「お茶」

JK「わかった」

さっきのダヒョンとの会話が頭から離れなくて
なんとなく、恥ずかしい

JK「あのさ」

イファ「ん？」

JK「......やっぱなんでもない」

お茶を持ってきたジョングクは
何か話したそうにしてるのに、何も話さない

イファ「学校でのこと？」

JK「うん」

そうだと思ってたけど
いざ話し始めると切ない

JK「俺、あれからずっと考えてて、それでさ、変わりたいなんてさ、俺勝手にイファも好きなんだって決めつけてて、それ考え出したら不安になって」

イファ「私も？ってことは」

JK「俺がイファのこと好きなのは、もうとっくに分かってるだろ？」

分かってない、ことはないけど
はっきり言われたわけじゃないし

イファ「分かってないわけじゃないけど」

JK「ちゃんと言ってなかったから、言わなきゃいけないし、イファの気持ちも聞かなきゃいけないと思ったんだ。でもなんか怖くて」

イファ「それでカトクしたの？」

JK「あれは、テヒョニヒョンに相談したらヒョンが勝手に」

やっぱり、カトクもテヒョンオッパだったんだ

JK「イファは俺のことどう思ってるの？」

ジョングクは、グイグイくるタイプじゃないはずだから

こういう話になることは想像してなかった

なんとなく遠回しの話しかしなかったのは

私もきっと怖かったから

どう思ってる？

そんな直球の言葉をかけられた

ジョングクがこんなに男らしくはっきりいうことは信じられなかった

私の気持ちは、自分で分かってた
好きになっちゃダメだって

言い聞かせただけで

あの時、アイドルじゃなかったら

普通に出会えてたらって

そう考えてた時点で私はきっと

JK「イファ？」

イファ「好き」

パッと目を開いたジョングクと

目があって、顔が赤くなるのが分かる

こんなに緊張するなんて思ってなかった

たった2文字の言葉なのに

心臓の音がジョングクに聞こえてしまいそうなくらいうるさい

イファ「ジョングクが好き」

はっきり言葉で伝えたのは、初めてで

他の人にだって言ったことなかったのに

JK「俺もイファが好きだ」

聞こえてきたその声が確かに耳に入ってきた