第4話 ページ6
次の日
カカシ「やー諸君 おはよう！」
３人「おっそーーい！！！」
３人がこう言うのも無理はない
カカシは自分が指定した時間よりも2時間も遅れてきたのだ
カカシ「よし！12時セットOK！」
何の悪びれもなくカカシはタイマーをセットした
カカシ「ここに鈴が2つある…これを昼までに俺から奪い取るのが課題だ。もし昼までに俺から鈴を奪えなかった奴は昼飯抜き！あの丸太に縛り付けた上に目の前で俺が弁当を食うから。」
と３本並んで立っている丸太を指差しながら言った
３人「(朝飯食うなって…そういうことだったのね…)」
カカシ「鈴を取れない奴は任務失敗、つまり失格だ。最低でも一人は学校に戻ってもらう。殺すつもりでかかってこいよ。」
それに対してサクラが
「でも！危ないわよ先生！！」
ナルトも
「そうそう。あんなベタなトラップに引っかかるほどドンくせーのにィ！本当に殺しちまうってばよ！」
それに対してカカシはため息をつきながら
カカシ「世間じゃさぁ…実力のない奴に限ってホエたがる。ま…「ドベ」はほっといて、スタートの合図で…」
ナルトはドベの言葉が頭にきたのか、カカシの言葉を遮り、カカシに向かってクナイを本気で投げようとした…が
カカシ「そう慌てんなよ、まだスタートは言ってないだろ？」
カカシは目に見えないほどの速さでナルトの後ろに回り込み、ナルトが投げようとしたクナイをナルトの頭に当ててナルトを押さえ込んでいた
３人ともかなり驚いている
サクラ「(うそ…！まるで見えなかった)」
サスケ「(…これが上忍か…)」
カカシ「でも ま…俺を殺るつもりで来る気になったようだな…やっと俺を認めてくれたかな？」
カカシが話している時、ナルトはワクワクした
と、同時にカカシが話している隙をついて、飛雷神のマーキングをカカシに付けた
カカシ「ククク…なんだかな、やっとお前らを好きになれそうだ……じゃ、始めるぞ！」
カカシの「スタート！」の合図とともに四人は一斉に散らばった
〜〜〜〜〜〜
カカシ「忍びたるもの 基本は気配を消し隠れるべし…(よし みんな うまく隠れたな…)」
３人が隠れたのを確認したカカシはポーチをゴソゴソあさっている
武器を取り出すのかと思えば…
何と、本を取り出しニヤつきながら読み始めた
………先ほどの威厳が半分くらい消し飛んだ
サスケ「(舐めてやがんのか…？)」
意外にも最初に動いたのはサスケだった
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作者名：オーシ | 作成日時：2018年1月1日 22時
