第12話 ページ15
再不斬「ククク…あの一瞬で俺の水分身をコピーするとはな…やるじゃねーか だが……
少し間が空き
俺もそう甘かぁねーんだよ」
カカシの後ろに再不斬が現れ、そう言った
カカシがクナイを当てていた再不斬も、水分身だったのだ
再不斬が大剣を横に振った
カカシはしゃがんで避けたが、間髪入れずに再不斬の回し蹴りが飛んできて海まで吹っ飛ばされた
ナルト「先生ー！」
サクラ「(あのカカシ先生が…蹴飛ばされた！？)」
サスケ「(体術も半端じゃねぇ…！！)」
さらに…
再不斬「(カカシの奴…水中に逃げ込むとはな…)フン…馬鹿が…！」
再不斬は水中のカカシの近くへ移動し、印を結んだ
"水牢の術"
カカシは再不斬の作り出した水の檻に閉じ込められた
カカシ「(水中に一時逃げ込んだつもりが大失策だ…くっ…ここまでの奴とは…)」
再不斬「カカシ…てめーは後回しだ…まずアイツらを片付けさせてもらう」
そう言い放った再不斬はまた水分身を作り出す
カカシ「お前らァ！こいつとやっても勝ち目はない！俺を水牢に閉じ込めている間はこいつは動けない！とにかく今は逃げろ！」
「嫌だ！！」
カカシはナルト達に逃げろと言ったがナルトが強くそれを拒否した
ナルト「カカシ先生を置いて逃げるなんて出来ねぇってばよ！それに…カカシ先生の言葉、俺は忘れてねぇぞ！！俺は仲間を大切にする！！」
サスケ・サクラ「(！！！)」
これに対してカカシは
「お前らじゃこいつには勝てない！！お前らまでやられたりしたら元も子もないだろ！それに…オレ達の任務はタズナさんの護衛だ！忘れたのか！？」
確かに カカシを救えなかったら、タズナも守れず最悪の結果になる
ナルトはタズナの方を向いた
「おっちゃん…」
タズナは口を開く
「なぁに…元はと言えばワシがまいた種じゃ、この後に及んで超命が惜しいなどとは言わんぞ
すまんかったなお前ら…思う存分闘ってくれ！」
(！！！)
サスケ「フン……という訳だ」
ナルト「覚悟はいいなァ…」
ナルトとサスケが息を揃えて言った
再不斬「そうかい……」
再不斬は殺気を込めてナルト達を睨んだ
ナルト「もうそんなの怖くねー！！」
ナルトは影分身で２０人程に分身し、水分身の再不斬にクナイを投げた
ナルト「くらえ！手裏剣影分身の術 クナイver.！！」
ナルトの投げたクナイは軽く200はあるだろう
水分身の再不斬は大量のクナイを防ぎきれず崩れ落ちた
再不斬「このガキィ……！！」
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作者名：オーシ | 作成日時：2018年1月1日 22時
