第1話 中編 ページ2
〜ラーメン屋 一楽〜
イルカ「ナルト、なんであんなとこに落書きしたんだ？火影様がどーいう人達かわかってんだろ…」
ナルト「あったり前じゃん！ よーするにィ 火影の名前を受け継いだ人ってのは 里一番の忍者だったってことだろ」
イルカ「じゃあなんで？」
ナルト「この俺はいずれ火影の名を受け継いで…
一息ついたナルトは伊勢の良い言葉を発した
んでよ！先代のどの火影をも超えてやるんだ！！！」
イルカ「！！……そうか」
イルカは笑顔で返した
卒業試験当日
イルカ「…で、卒業試験は分身の術にする。呼ばれた者は一人ずつ隣の教室にくるように。」
…気の毒に…ナルトは分身の術が大の苦手だ
他の試験なら合格しただろうに…
「次、うずまきナルト」
ナルト「くそー、やるしかねー！」
結果は…失格
ミズキ先生が合格でも良いのでは？と言ったが、イルカ先生は失格は失格と認めなかった
アカデミーの外で合格した生徒たちがワイワイと祝いあっている中、ナルトは一人でブランコに座りそれを眺めていた
一人だけ不合格で落ち込んでいたナルトに聞こえるか聞こえないかくらいの声で、
「ねぇあの子…「例の子よ 一人だけ落ちたらしいわ「あんなのが忍になったらたいへんよ、だって本当はあの子…「ちょっと それより先は禁句よ」
ナルトはその場を離れた
そんなナルトに声をかけた人がいた
ミズキ先生だ
ミズキ「ナルト君、ちょっといいかな？」
ミズキ「イルカ先生、真面目な人だから…小さい頃に両親が死んでなんでも一人で頑張ってきた人だからね。」
ナルト「だからってなんで俺ばっかり…」
ミズキ「自分に似てると思ったんじゃないかな？ 君には本当の意味で強くなって欲しいと思ってるんだよ、きっと… イルカ先生の気持ち 少しはわかってあげられないかな …親のいない君だからこそ…」
ナルト「…でも、卒業したかったんだぁ…」
…
ミズキ「仕方がない、君にとっておきの秘密を教えよう」
その日の晩、ナルトは火影邸に侵入した
火影邸
三代目「夜中に何やっとんじゃ、わしの家で…」
ナルト「！(ばれた！こうなったら…) お色気の術！！」
…三代目にも効果抜群だ！
三代目を倒したナルトは巻物を一つ持ち出した… それがミズキの罠だとも知らずに…
〜里からだいぶ離れた森〜
ナルト「えーと、最初の術は…「多重影分身」？なんだよ！なんだよ！いきなり苦手な術かよ〜………………次が「飛雷神」??なんかスゲェってばよ！」
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作者名：オーシ | 作成日時：2018年1月1日 22時
