【ポケモン】無気力組+αがポケモントレーナーになった件について４【ハイキュー!!】 (ページ9)

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▼おれのなんだけど…あれ？ページ9

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「それじゃあホラ」

と二口から渡されたのは

「…ポケモン図鑑？」

あれ、なんでポケモン図鑑？
俺、持ってるのに
ほへっとした顔をしていたらしくて二口がブッと吹き出す

「馬鹿かお前…っ
ソレ、お前のポケモン図鑑だよぉっくくく…」

「え」

笑いをこらえる二口
俺は状況を理解するのに中々頭が回らなかった

え、なんで俺のポケモン図鑑を二口が持ってるんだ？
あれ…？

「俺、二口に図鑑渡したっけ…」

そう言うとブブッとまた吹く二口
…え、ホントに俺なんかしたっけ
全然思い出せない。

自分で言うのもアレだが俺は記憶力が良いほうだ
するとさっきまで肩を震わせていた二口が口を開いた

「お前さー…
及川サンと俺が晩飯前に孤爪達にポケモン図鑑貸せって言ったじゃん？
及川サン達も貰ったし

それで…お前…っ」

そしてまたククク…っと肩を震わせ笑いをこらえる二口
…あ。そういえばそうだった
晩飯前に二口と及川さんに皆ポケモン図鑑貸してくれって言われて渡して…

あぁ…だからか

にしてもそんな笑うことじゃないだろ二口…
俺はジトーと二口を睨んだ

「わりぃわりぃ…っ
んで、ポケモン図鑑のついでにこれも」

次に渡されたのはケースのようなモノだ
何のケース？と聞くと
バッジケースだと二口は言った

あれ、これはもしかすると…

「…もうとっくに参加することは決まってたのか……？」

「おっ、またまた大正解」

いや、だから嬉しくないって
俺は聞こえないようにため息をついた