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夏美とたいちゃんは仲がいいみたいだけど
クラスが離れてるのと
たいちゃんが部活をしてるから
最近はそんなに会ってないみたい。
廊下ですれ違っても
たいちゃんの周りには
常に人が集まっているから、
たぶんまだ…
わたしの存在には気づいてない。
6月に入って
私はバイトを始めた。
ほんとは高校はバイトはダメだけど
家の事情を話したら
先生は申請を通してくれた。
お母さんの知り合いの喫茶店で
今は週3くらい。
それと同時に、学校では
文化祭の準備が始まった。
うちの高校は7月の最初に
2日間かけて行われることになっている。
文化祭2日目の模擬店では
うちのクラスはカフェをすることに。
「あ、ダンボールなくなっちゃった」
「私、手空いてるしもらってくるよ」
「ごめんA、ありがと〜」
部活をしてない人で空いてる人が集まって
少しずつ作業を進めてる。
グラウンドの方に目をやると
ちょうど水道のところに集まっている
サッカー部が目に入る。
私の目は一瞬で
その集団の中からたいちゃんを見つけられる。
横目で眺めながら
職員室へと向かう廊下を歩く。
「失礼しまーす」
この時期はいろんなクラスが
ダンボールを使うから
職員室に大量のダンボールが置いてある。
うーん、どの大きさのやつにしよう。
でも大きい方がいいよね？
先生に手伝おうかって言われるくらい
大きいダンボールを3つ、手に持って。
廊下に出るドアに向かうと
ちょうどいいタイミングでドアが開いた。
よかった、ラッキー！
……あっ。
「失礼します」
ドアのところに立ってるのは
さっきまでグラウンドにいたはずの
たいちゃんだった。
「あ、どうぞ」
ダンボールを持った私を見て
すぐに道を譲ってくれる。
「ありがとうございます」
なるべく顔を上げないように
私は横をサッと通った。
その一瞬の距離が近くて
心臓がバクバクと音を立てる。
足早に教室の方へ歩きだすと
後ろから
「えっ？」
という、
たいちゃんの声が聞こえた気がした。
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ユッコ - またまた続けてのコメントですみません。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 43の後半では名前が反映されずに別の名前になっているのですが...。 (2018年7月2日 2時) (
レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
ユッコ - また続けてのコメントですみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 42のここの台詞 「小春もくる？」これもまた名前が反映されずに別の名前になっているのですが...。 物語読んでいるたまに名前が反映されない時があるのですが...。 (2018年7月2日 2時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
ユッコ - 続けてのコメントですみません(>_<) 物語読んでいて気が付いたのですが...。 41のここの台詞 「小春も来てくれたんだ」 ここも18と同じく名前が反映されずに別の名前になっているのですが...。 (2018年7月2日 2時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
ユッコ - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜遅くにいきなりすみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 18のここの台詞 あれ、木下くん小春のこと知ってるの？」 名前が反映されずに別の名前になっているのですが...。 (2018年7月2日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むた | 作成日時：2017年6月21日 0時
