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せっかく連絡先もらったのに
どういう感じで連絡すればいいかわかんなくて
結局、借りたタオルも返せないでいた。
期末テストに入ると
私は高校の近くにある塾に直接行って
勉強してから帰るようになった。
だって家じゃ全然集中できないし。
夏美は、宏光さんがたいちゃんに頼んで
テスト期間の時だけ一緒に帰ってるみたい。
二人で一緒に帰ってても
周りが勘違いするくらい、仲が良くて。
私は友達だってわかってるけど
それでもちょっと羨ましいな、なんて。
「…あれ、LINEきてる」
塾からの帰り道、
電車に乗って携帯を見ると
"藤ヶ谷太輔"の表示。
ドクン、と胸が高鳴る。
すぐに見るか迷ったけど
1時間前に送られてきたみたいだし
ひとつ深呼吸をして、画面を開いた。
》テスト後すぐの土曜日空いてない？
夏美と一緒でいいし、練習試合観に来てよ
部活の…試合？
今日が火曜だし、4日後、か。
ちょうど夏美と
どこか出かけようかって言ってた日だよね。
夏美がいいなら……行ってみたい、かも。
》夏美と遊ぶ予定だったから、明日聞いてみる！
すぐに夏美に連絡しても良かったんだけど
たいちゃんから連絡がきたドキドキが
何度も続くと心臓がもたない気がして。
次の日、夏美に聞いてみると
私も行ってみたかったんだ、って
快く承諾してくれた。
ついでにカフェでも寄れたらいいね、なんて。
》夏美オッケーだって！
その時に借りたタオルも返すね。
全然返せなくてごめん。
休み時間に送るとすぐに
》ほんと？ありがと。
じゃあ俺、タオル持ってかないから
Aが忘れたら汗びっしょりになっちゃうし、
よろしくね
同じ校舎にいるのに
こんな形で連絡をとるなんて新鮮で、
思わず頬が緩んでしまいそう。
一体、たいちゃんはどんな顔して
この文章を打ってるの？
「あれA、楽しそうだね」
いつの間にか私の前の席に座っていた夏美が
ニヤニヤとしながら頬杖をついてる。
「えっ！？そ、そうかな？」
「いつもそんな感じだったか」
「ちょっと、それは言いすぎー」
「ごめんごめん。で、土曜日さー……」
テスト期間が終わるのが
いつもよりもっと、待ち遠しくなった。
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ユッコ - またまた続けてのコメントですみません。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 43の後半では名前が反映されずに別の名前になっているのですが...。 (2018年7月2日 2時) (
レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
ユッコ - また続けてのコメントですみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 42のここの台詞 「小春もくる？」これもまた名前が反映されずに別の名前になっているのですが...。 物語読んでいるたまに名前が反映されない時があるのですが...。 (2018年7月2日 2時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
ユッコ - 続けてのコメントですみません(>_<) 物語読んでいて気が付いたのですが...。 41のここの台詞 「小春も来てくれたんだ」 ここも18と同じく名前が反映されずに別の名前になっているのですが...。 (2018年7月2日 2時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
ユッコ - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜遅くにいきなりすみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 18のここの台詞 あれ、木下くん小春のこと知ってるの？」 名前が反映されずに別の名前になっているのですが...。 (2018年7月2日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むた | 作成日時：2017年6月21日 0時
