28【F side】 ページ28
F side-
気温も少しずつ涼しくなってきたある日、
部活が終わって家に帰ると
珍しく夏美からの呼び出し。
俺は制服からTシャツとパーカーに着替えて
近くの公園へと向かった。
ベンチに座ってる夏美が手を振る。
すぐ横にある自販機で
2人分のジュースを買って
俺は向かい合うように遊具に腰掛けた。
「夏美、どうした？」
また北山さんの相談かな。
「ねぇ、Aとなんかあった？」
「え？」
「なんか太輔のこと避けてるみたいだし。
宏光くんも何かありそうだけど、って」
やっぱ…北山さんには変だと思われてたよな。
なんやかんや夏美も、そういうの鋭いし。
別に隠してるわけじゃなかったけど
Aが夏美に言ってないから
知られたくないのかと思って
俺からは何も、言ってなかった。
「……実は俺、Aと…幼馴染なんだ」
「…えっ！？」
「小学校3年生の、夏まで。近所に住んでた」
「……夏まで？」
「そう。突然引っ越しちゃった」
「そんなことA、何も…」
「やっぱ、言ってなかったんだ」
ジュースを一口飲んでから、
俺は今までのことを話した。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「……そうだったんだ」
夏美は手持ち無沙汰に持っていた空き缶を
地面にそっと置いた。
「A、太輔のこと
なんか気にしてるなーとは思ってた」
「そう？」
「でもまぁ、わざとじゃなくても
女の子に抱きつかれてるとこ見ちゃって
ショックだったんじゃない？」
「…そう、かな」
「だって興味ない人だったら
関係ないって割り切れるはずでしょ」
「……」
「らしくないなー。弱気になってるの？
あんな自信満々に相談のってくれてたのに」
…そうだよな。
こないだまで
俺が散々北山さんの相談受けてたのに
急に立場逆転しちゃったな。
「私はAの気持ちもわかるけど？」
「え？」
.
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ユッコ - またまた続けてのコメントですみません。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 43の後半では名前が反映されずに別の名前になっているのですが...。 (2018年7月2日 2時) (
レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
ユッコ - また続けてのコメントですみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 42のここの台詞 「小春もくる？」これもまた名前が反映されずに別の名前になっているのですが...。 物語読んでいるたまに名前が反映されない時があるのですが...。 (2018年7月2日 2時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
ユッコ - 続けてのコメントですみません(>_<) 物語読んでいて気が付いたのですが...。 41のここの台詞 「小春も来てくれたんだ」 ここも18と同じく名前が反映されずに別の名前になっているのですが...。 (2018年7月2日 2時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
ユッコ - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜遅くにいきなりすみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 18のここの台詞 あれ、木下くん小春のこと知ってるの？」 名前が反映されずに別の名前になっているのですが...。 (2018年7月2日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むた | 作成日時：2017年6月21日 0時
