上鳴くんの兄貴は轟くんにデレデレです【ヒロアカ】 (ページ16)

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相「身代わりとは少し違う気がするが」

『やめて…だって身代わりって名前の個性だもの…』

と、その時

『うぁっそーいえばしょーとに雷つけたまんまだから… 』

ちらりとしょーとの方を見る

たらりと血が流れていることに気づく

『…うわっやっちまった…』

と、俺は頭をガシガシとかく

相「…A、今は敵だぞ。後にしろ」

『…うす』

そういいながら分けていた前髪を戻す

やっぱ、こっちの方が落ち着く

『…後は相澤先生に任せよ』

相「おい」

俺は屋根の上にストンと腰掛けた

するとあっという間にしょーとをぐるぐる巻きにしていた

やっぱプロヒーローは違うなぁ

相「A、轟見とけ」

『はーい』

俺はぐるぐる巻になって吊るされたしょーとを見つめる

どうやら相澤先生は百ちゃんを探しに行ったようだ

『…はぁ、疲れた』

轟「今日はもったんだな」

『そうだな、いつも面倒くさくて充電を充分にしてなかったからな』

轟「緩んでんな気が」

『痛いとこつくな』

なんてたわいもない会話をしていると

百「轟さん！」

『うぁっ？百ちゃん？？』

俺はすかさず屋根の上から降りる…ことはせずに見つめていた

チームのふたりはなにか話しているみたいだ

…なんだか、もやもやするな

相「話、終わった？」

と言ってどこからともなくでてくる相澤先生

ジャパニーズ忍者だね