219話 ページ29
『…?』
私が見上げた先には
エプロンをしめた2人の姿
燭台切「やぁ、また会ったね」
?「やぁ、僕は歌仙兼定
風流を愛する文系名刀さ
どうぞ、よろしく」
ぺこりと頭を下げた
『よろしくお願いします
…ところで、何か御用でも?』
私は不思議そうに彼らを見た
こんな所になんのようだろうか
まだ、何も作れていないのだが
燭台切「これでも、前の主の影響で料理はするほうなんだ」
歌仙「僕はこの本丸で習ったよ
包丁くらい扱えるからね
何か手伝えることはあるかい?」
私は嬉しくなって微笑んだ
『それじゃぁ、お願いします』
私は歌仙さんに鍋いっぱいに水をいれて沸かしてもらい
燭台切さんに頼んで
こんちゃんに大量の冷凍うどん
ネギ 卵 お揚げを用意してもらった
歌仙「なるほど、うどんなら僕達も食べれるね」
私はにこりと笑った
ここにはまだ、食べ物を口にした子のない人たちがいる
そんな人達に肉やらなんやらを食べてもらうのは少し気が引けるのだ
そんな時は美味しくて早い冷凍うどんってね
私はザクザクとネギを切っていく
?「主君、僕も手伝えることはありませんか?」
そこにはピンクの髪をした秋田くんがいた
『あれ?どこにいってたの?』
秋田「どうやら忘れられてたようで…」←
駄作者「ごめんなさい!!!」←
『……ん?』←
秋田くんが申し訳なさそうな顔をする
『(一瞬…幻聴かな)』
私はぶんぶんと首を振って
彼を手招きした
『これをハサミでチョキチョキしてくれる?
』
秋田「分かりました!!!」
大量の冷凍うどんの袋を任せ
私と歌仙さんでネギを切る
グツグツグツグツ
『油抜きをしてっと』
私は処理を済まし
後ろを振り向く
燭台切「出来たよ」
秋田「終わりました!主君!!」
『ありがとう』
私は秋田くんを撫で
ドボドボとうどんを入れていく
歌仙「…雅じゃない」
『へ?』
後ろでわなわなと震えているのが見える
が、まぁ気にしない
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なこむペッパー(プロフ) - 冬夜さん» ご指摘有難うございます!!本当に気づかず書いてました…!!また、何かお気づきになりましたら教えてください!!ありがとうございます!! (2020年5月19日 19時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
冬夜(プロフ) - 岩融の読み方が「いわおとし」になってますが、正しくは「いわとおし」ですよ!(^^) (2020年1月4日 21時) (レス) id: 5a89a411ed (このIDを非表示/違反報告)
なこむペッパー(プロフ) - もものすさん» こんばんは…!!すみませんありがとうございます!!話言葉で書いてしまっていて気づきませんでした!!これから、書く時に気をつけさせていただきます!!ありがとうございます!! (2019年10月22日 22時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
もものす(プロフ) - ここで漢字をご指摘させていただきます!直さないでも大丈夫ですので、覚えておくと便利ですよ! こんばんわとなっていますがこれはこんばん は です。いちようもいちおうと書きます!急なご指摘失礼しました…! (2019年10月13日 11時) (レス) id: 7ecc545104 (このIDを非表示/違反報告)
なこむペッパー(プロフ) - おふとぅんさん» 全然大丈夫ですよ!!むしろなんだか嬉しいです!お友達が元気になって下さることを心から応援しています。少し重めの内容ですが楽しんで貰えたら嬉しいです! (2019年10月2日 19時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なこむペッパー | 作成日時:2019年9月22日 19時