183話 ページ42
正面
愛染「間に合うか…？！」
薬研「間に合わせるんだよ！！」
愛染はちらりと明石の方へ目線を投げる
明石はこくりと頷きまた立ち向かう
愛染はふっと笑い先を急ぐ
…ダメなんだ。誰も欠けちゃ
そんな思いを胸に抱き 走る
愛染「！！
どぉーりゃっ！あったれー！！」
ぐっと足に力を入れ飛び出すように切りかかる
驚いた敵はあっという間に切り裂かれた
薬研「っずえぇりゃっ！！」
こちらも飛び込むように地面をける
瞬く間に相手の懐に入り込みそのまま掻っ切った
薬研「状況は！！」
切りかかりながら叫ぶ
愛染「ギリギリ…アウトかもしれねぇ！！」
二人とも素早く回り回り
目の前から敵はどんどん少なくなっていく
しかし、その扉には傷が
薬研「(中にはアイツらがいるから心配はいらねぇが…)」
ふと、過ぎるのはあの天下五剣
何を考えているかわからない上に
今、彼の心境は悪いはず
薬研「(…何も無ければいいが)」
今はこの押され気味な状況に必死に食らいつくしか無かった
本丸
＿＿＿＿ｶﾞﾀｶﾞﾀ ｶﾞﾀｶﾞﾀ
静かに鳴り響く音
本来人間なら感じることが出来ないほど小さな音だ
しかし、彼らは人間とはまた違う
全−和泉守「……」
骨喰「…兄弟」
骨喰がふっと顔を引き締める
鯰尾「…」
鯰尾もいつもの笑顔をはそこにない
和泉守「…？なんだぁ？敵襲かぁ？」
不穏な気配を感じるより先に
仲間の異変に気づく
そして、少し不安げに問いた
堀川「大丈夫だよ兼さん
僕が何とかする」
すっと手を自身に向ける
しかし彼の手は届かなかった
平野「…その必要はございません」
前田「我々は主君から貴方達をお守りするように主命を預かっております」
平野 前田「「我々にお任せ下さい」」
歌仙「本当に君たちだけで大丈夫かい？」
心配そうに顔を向ける
長曽祢「おいおい。歌仙
それは彼らには無粋だろう」
カラカラと笑って長曽祢が告げる
そうここは本丸内部
暗い視界に小さな空間
そんな中自由に動け
敵の背後にあっという間に近づける
そんなことができるのが彼らの他にいようまい
陸奥守「ガッハッハッ
今回ばかりはそやつに賛成じゃな
ここはてりとりーっちゅうもんにゃぁ
何も心配いらんきに」
すると二人はふっと笑った
平野「経験だけはこれまでに嫌という程積んでいます」
前田「皆さんをお守りするためにこの身を振るえるなら本望です」
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ヨモギ - いわおとしじゃなくていわとおしだと思うんですけど…違ったかな？(´･ω･｀) (2020年5月2日 18時) (
レス) id: c37da4dd5e (このIDを非表示/違反報告)
おふとぅん#前田推し - なこむペッパーさん» ｸﾞﾎｯあ、ありがとうございます……(((尊死))) (2019年8月19日 1時) (レス) id: 3ac0e12cb4 (このIDを非表示/違反報告)
なこむペッパー(プロフ) - おふとぅん#前田推しさん» ありがとうございます…！私ももし短刀たちに囲ませたら尊死にすると思います。受験、頑張ります！←前田「褒めて頂きありがとうございます！これからも主君をお守りできるように精進して参ります！これからも僕をよろしくお願い致します…///」 (2019年8月14日 23時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
なこむペッパー(プロフ) - まとさん» 話分かりやすいなんて…!!ありがとうございます！ギャグはわかる人にはわかる？みたいなのも多いのでどうかな？と思っていたんですが、楽しんで頂けてよかったです！ありがとうございます！ (2019年8月14日 23時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
なこむペッパー(プロフ) - 桜咲月菜は太宰さんを最推してゆくと誓ったさん» ありがとうございます…！！！めちゃめちゃ不定期なので、待つ時間が多いとは思いますが本当に励みになります！！ありがとうございます！頑張ります！ (2019年8月14日 23時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なこむペッパー | 作成日時：2019年7月14日 23時
