173話 ページ32
よし。やるしかない
と踏み出そうとした時
.........＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ﾋﾋｰﾝ！！
パッカパッカと音を立て何かが近づいている
そして、その物体は私の目の前で止まる
山姥切「お前…祝一号」
まんばちゃんがその馬に近づきそっと触れた
…？いわいいちごう…？？？
山姥切「……生きていたのか」
＿＿ﾋﾋｰﾝ
その声に答えるように馬が鳴く
そしてトコトコと私に近づく
…もしかして
『乗せてくれるの？』
＿＿＿＿＿ﾋﾋｰｰﾝ
前足を大きく振り上げ着地する
宗三「いいじゃないですか、乗せてもらえば
」
乗れるかは別としてですけどね と宗三さんがにやりと笑う
正直有難いとは思う
私の足ではいくら頑張ってもあの御手杵についていくのがやっとなのだ
けど、
『(乗るの動物園以来なんだけど…？)』
私は不安に思いながらも私は鐙と呼ばれる足を乗せる場所に靴をかける
そしてぐっと力を乗せ飛び乗った
『(えーっと確か姿勢はいい方がいいんだよね
)』
私はぴしっと背筋伸ばし宗三さんを見た
宗三「…なんですか」
『乗れたぞっと思って』
にっと笑いたずなをしっかり握る
山姥切「案外大丈夫そうだな」
私はこくりと頷き馬を撫でる
『宜しくね一号』
＿＿＿ﾌﾞﾙﾙﾙﾙﾙ
太郎「…あの」
太郎さんが近づいてくる
私は彼を見る
…馬に乗っても太郎さんには負けるのか
とか思いながらもしっかりと見つめた
太郎「我々は少し儀式には知恵があります
裏口の結界は私たちに任せてくれませんか」
次郎「その方が時間短縮になるしね」
私は…なるほどぉと思いまんばちゃんを見ると
こくりと頷いたので私は懐から札を渡しやり方を説明した
太郎「分かりました」
次郎「この次郎さんに任せなって！」
私は笑ってお願いしますと頼んだ
『こんちゃん！』
テシテシと馬の頭を叩いた
こんちゃんはぴょんっと飛び乗った
空が赤く光る
『いざ、出陣！！』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 147人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「刀剣乱舞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ヨモギ - いわおとしじゃなくていわとおしだと思うんですけど…違ったかな？(´･ω･｀) (2020年5月2日 18時) (
レス) id: c37da4dd5e (このIDを非表示/違反報告)
おふとぅん#前田推し - なこむペッパーさん» ｸﾞﾎｯあ、ありがとうございます……(((尊死))) (2019年8月19日 1時) (レス) id: 3ac0e12cb4 (このIDを非表示/違反報告)
なこむペッパー(プロフ) - おふとぅん#前田推しさん» ありがとうございます…！私ももし短刀たちに囲ませたら尊死にすると思います。受験、頑張ります！←前田「褒めて頂きありがとうございます！これからも主君をお守りできるように精進して参ります！これからも僕をよろしくお願い致します…///」 (2019年8月14日 23時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
なこむペッパー(プロフ) - まとさん» 話分かりやすいなんて…!!ありがとうございます！ギャグはわかる人にはわかる？みたいなのも多いのでどうかな？と思っていたんですが、楽しんで頂けてよかったです！ありがとうございます！ (2019年8月14日 23時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
なこむペッパー(プロフ) - 桜咲月菜は太宰さんを最推してゆくと誓ったさん» ありがとうございます…！！！めちゃめちゃ不定期なので、待つ時間が多いとは思いますが本当に励みになります！！ありがとうございます！頑張ります！ (2019年8月14日 23時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なこむペッパー | 作成日時：2019年7月14日 23時
