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137話 ページ42

まんばちゃんと違う方の横にちょこんと座り私の体に頭をぽんっとのせた

御手杵「ほーんと、あんたは隙がねぇな」

『御手杵』

ニッコリ笑って近くまでくる

っていうか

『いたんだね。寝てたと思ってた』

今まで気配すらなかったし←

御手杵「あんな大きな音出されたら起きるだろふつー

…まぁ、俺が来た時にはあんたはもう首から血が流れていたけどな」

…俺は、動けなかった

と言ってぎゅっと自身の手を握りしめた

『…それが、普通だと思うよ

そうやって、思ってくれるだけでも嬉しいからさ』

ね?と御手杵と目を合わせる

御手杵苦しそうに笑って頷いた

山姥切「…まぁ、今回は俺たちの勝ちだったということだ」

ふっと笑って御手杵は答えた

御手杵「次は負けねー」

二人はふわりと微笑んだ

そうこうしているうちに鳴狐さんからは桜が舞い散る

キツネ「…よかったですねぇ」

鳴狐「…君も」

ニコリと微笑み合う二人

なんか、いいなと思いながら私は次の人に向かおうとした



?「…ちょーっと待ちな、大将?」

誰かに肩を掴まれたかと思ったら

くるりと体を向きを変えられ目に入ったのは

何やら怖い顔をした薬研さんだった

…え?なに?

薬研「…はぁ。何?みたいな顔してるがな、まずはあんたの治療が先だろ?

……たくっ。今回の大将さんは世話が焼けるな」

手馴れた手つきでくるくると私の首にガーゼと包帯を巻く

『…別に、いいのに』


そもそも自分が悪いし

と思いながら薬研さんを見る

薬研さんは「そんな顔してもダメだ」

と言って手をやめない

私はまんばちゃんたちを見たけど

どうやらここに私の味方はいないらしい

私はぷくっと頬を膨らませまんばちゃんを睨んだ

山姥切「…そんな顔してもダメだ。

ちゃんと手当してもらえ」

まったく…と言わんばかりに私を見る



…そのセリフそのままそっくり返しますー!


?「…おい、薬研。今回のやつは本当に大丈夫なんだろうな?」

そこからひょこっと黒髪のthe熱血みたいな少年が現れた

…えーっと、確か。厚藤四郎さん…?

私はうろ覚えの記憶を辿りながら彼をまじまじと見る

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なこむペッパー(プロフ) - 名無しさん» ありがとうございます!!頑張るので気長に待っててください!! (2019年4月21日 19時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - ほわぁぁぁ...めっちゃ続きが気になります!更新頑張ってください!! (2019年4月14日 23時) (レス) id: 277d330b38 (このIDを非表示/違反報告)
なこむペッパー(プロフ) - 寒桜峰@令和も平成もかっこよく決めたいよね☆さん» ありがとうございます!!頑張って更新しますので気長に待って頂けると幸いです!!楽しんで頂けるようにまた頑張ります! (2019年4月4日 10時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
なこむペッパー(プロフ) - 鈴松信@誤字り姫@鶴丸推しになりかけてるさん» ありがとうございますぅぅぅぅ!!山姥切「………ありがとう」頑張りますのでよろしくお願いします!! (2019年4月4日 10時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
寒桜峰@令和も平成もかっこよく決めたいよね☆(プロフ) - 続編おめでとうございます!!!いつも楽しく読ませていただいております(≧∀≦)更新頑張ってくださいね!応援してます!! (2019年4月2日 13時) (レス) id: 3f1767c2e3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なこむペッパー | 作成日時:2019年4月1日 21時

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