118話 ページ23
ﾋﾟﾁｬﾝ
水の音
＿＿＿＿ｱﾉ
誰かが私を呼んでる
私はぱっと目を覚ます
けれど、そこには誰もいない
＿＿＿ﾄﾞｳｼﾃ
私に問いかける声が聞こえる
どうしてとはどうゆう事なのか
私には分からないけれど
でも、きっとその問の答えは
『私の家族だからですよ』
これが私を動かす全てだから
*:..｡oƒ *:..｡oƒ *:..｡oƒ *:..｡oƒ *:..｡oƒ
山姥切「……おい」
はっと目が覚める
そして、一番に目に入ったのはほっと顔を緩めたまんばちゃんの姿
『…おはよ。どうしたの？』
はっとし顔を赤らめ
ぐいっと自分の布を深く被り顔を隠す
私はふっと笑って彼の頭を撫でた
彼はもっと顔を赤らめたけど
穏やかな顔にも変わったから嫌じゃないんだろうなと思い
可愛いなとも思った
グゥっ
『…ｶｧ///』
盛大にお腹の音が鳴る
…そうだ、私昨日から何も食べてない
まんばちゃんを見ると今にも笑いだしそうにしてお腹を押さえていた
私はポコポコとまんばちゃんを叩き部屋を探る
ここがあのみんなの部屋なら何かあるはず
山姥切「何かあったか？」
まんばちゃんは座って私の方を見る
…えーっと確かこの辺に
私は部屋の端っこを探る
ゴソゴソと音を立て姿を現した袋の中には
『…なるほど』
チンするようのご飯が二つとガスコンロ
食パン ジャム キャベツ 調味料たち
私はそれをまんばちゃんの元に持っていった
そして、ガスコンロをセットし食パンを炙る
…8枚切りだぞ？
私はそれにジャム(苺)を塗りまんばちゃんに渡した
そして私の分も炙りジャムを塗る
『…いただきます』
まんばちゃんも私に習って手を合わせパンを口に運ぶ
ふっと笑がこぼれるのはやはり食の力なのだろう
山姥切「これは？」
『…ｺﾞｸﾝｯ
これはね、食パン。小麦を粉状にしてイースト菌をいれて練って寝かしたものだよ
それで塗ってあるのは苺のジャム』
山姥切「じゃむ」
『苺と砂糖を煮詰めたものだよ。
また、一緒に作ろ？』
私がいうとこくりと頷く
そして、黙々と食パンを食べた
…やっぱり、炭水化物はお腹に貯まる
私はお腹をさすり今後の生活を想像して絶句した
鍋はあるけどこれで何日もつか…？
とりあえず、こんちゃんが帰ってきて欲しいなと切実に思いながら
私は黙々と食パンを頬張った
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なこむペッパー(プロフ) - 名無しさん» ありがとうございます！！頑張るので気長に待っててください！！ (2019年4月21日 19時) (
レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - ほわぁぁぁ...めっちゃ続きが気になります！更新頑張ってください!! (2019年4月14日 23時) (レス) id: 277d330b38 (このIDを非表示/違反報告)
なこむペッパー(プロフ) - 寒桜峰@令和も平成もかっこよく決めたいよね☆さん» ありがとうございます！！頑張って更新しますので気長に待って頂けると幸いです！！楽しんで頂けるようにまた頑張ります！ (2019年4月4日 10時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
なこむペッパー(プロフ) - 鈴松信@誤字り姫@鶴丸推しになりかけてるさん» ありがとうございますぅぅぅぅ！！山姥切「………ありがとう」頑張りますのでよろしくお願いします！！ (2019年4月4日 10時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
寒桜峰@令和も平成もかっこよく決めたいよね☆(プロフ) - 続編おめでとうございます！！！いつも楽しく読ませていただいております(≧∀≦)更新頑張ってくださいね！応援してます！！ (2019年4月2日 13時) (レス) id: 3f1767c2e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なこむペッパー | 作成日時：2019年4月1日 21時
